キャッシュフローゲームとは、1996年に米国で発売された「金持ち父さん貧乏父さん」の著者、ロバート・キヨサキ氏が考案したボードゲームです。

投資について楽しく学べるように研究・改良されており、お金持ちになるための知識が身につくゲームとして世界各国で反響を呼びました。現在でも日本を含めたさまざまな国で人々に楽しまれています。

キャッシュフローゲームに向いている人は?

キャッシュフローゲームを学ぶべき人とそうでない人の特徴を説明します。

キャッシュフローゲームを学ぶべき人

キャッシュフローゲームは金融や財務、投資といったお金にまつわる知識が学べるボードゲームとなっています。誰でもゲーム感覚でお金について学ぶことができるため、お金に関する知識や管理能力がない人に効果的だと言えるでしょう。

キャッシュフローゲームを学ばなくていい人

キャッシュフローゲームはお金に関する知識をすでに有している人には必要ありません。

すでに貸借対照表や損益計算書などが読めて、ある程度お金に関する知識などを有しているような方には特に必要はないでしょう。

キャッシュフローゲームの特徴

キャッシュフローゲームは、お金持ちとそうではない人の格差が広がっていることを憂慮したことをきっかけに開発されました。それでは、キャッシュフローゲームで遊ぶことで具体的にどのようなことが学べるのでしょうか。

  • キャッシュフローゲームの特徴

    キャッシュフローゲームの特徴

お金の流れを理解できる

キャッシュフローゲームでは、ゲームを通して会計力や投資力、市場の理解力、法律力などのお金についてのセンスを身につけることができます。

利益を得る戦略を生み出すには市場への理解が必須です。キャッシュフローゲームを通して、経済の流れや好条件の投資先がどこにあるのかといったことがわかるようになり、市場について理解できるでしょう。

数字への理解が増す

資産を増やす戦略を立てるためには、貸借対照表や損益計算書などを読む力が必要です。 キャッシュフローゲームでは、そういった数字を読む力である会計力を向上させることができます。

投資の仕方がわかる

資産形成の手段として株や債券などの金融資産への投資を行っている人も多いです。キャッシュフローゲームでは、限られた資産の中で最適な投資先を選ぶ方法や、長期的に利益をもたらす投資プランの仕組みといった投資に関するノウハウ学ぶことができます。

お金の管理の仕方がわかる

キャッシュフローゲームでは、遊んでいるだけで貸借対照表や損益計算書などの財務諸表を読みこなす力が身に付きます。

そのため、自然と財務に関する知識を習得でき、自分で家計簿をつけて家計を管理できるようになります。財務に関する仕事をしている人ではなくても、普段から知識を役立てられるでしょう。

キャッシュフローゲームの手順

キャッシュフローゲームをプレイする場合、どのような手順で進めることになるのでしょうか。

  • キャッシュフローゲームの手順

    キャッシュフローゲームの手順

ボードの用意をする

キャッシュフローゲームでは3種類のボードがあります。

キャッシュフローゲームの種類は、初級編の「キャッシュフロー101」、上級編の「キャッシュフロー202」、子ども向けの「キャッシュフロー for キッズ」の3種類です。

どれも基本的な進め方は人生ゲームと同じです。キャッシュフローゲームではボードが必要になるため、いずれか1つを用意する必要があります。

難易度を決める

キャッシュフローゲームには初級と上級があります。

前述のようにキャッシュフローゲームには3つの種類があり、子ども向けを除くと初級の「キャッシュフロー101」と上級の「キャッシュフロー202」という2つの選択肢があります。

はじめての場合は初級の101の方をプレイすると良いでしょう。101で基本的なお金の流れがわかったら、よりリスク管理や判断スピードを求められる202をプレイするのがおすすめです。

世界観を決める

キャッシュフローゲームには2つの世界観があります。

キャッシュフローゲームの世界観の1つは、働いて給料をもらう「ラットレース」の世界です。

そしてもう1つは、お金を自分のために働かせる「ファーストトラック」の世界となっています。1カ月の不労所得が総支出を超えれば、ラットレースから脱出することができます。

プレイ時間の設定をする

キャッシュフローゲームでは特にプレイ時間は決まっていません。

キャッシュフローゲームは目安としては60分~180分となっていますが、固定のプレイ時間がないため、ゲームをプレイヤー同士で相談して決めましょう。

キャッシュフローゲームの目的は、前述のラットレースの世界から抜け出し、ファーストトラックの世界へ入ることです。

自分の色を決める

キャッシュフローゲームでは自分のラットを決めましょう。

キャッシュフローゲームにはネズミの形をした木製の駒が6つついています。このラットが自分の駒になるため、6種類の色の中から好きな色のラットを決めましょう。

チーズを置く

キャッシュフローゲームでは目標にチーズを置きます。

プレイヤーは選んだラットと同じ色のチーズやコインを持ちます。プレイヤーはネズミなので、チーズがプレイヤーの目標となります。

ファーストトラックにあるピンク色のマスが夢に設定できるマスとなっているため、好きなマスにチーズを置いておきましょう。ゲームではチーズを置いたマスに駒が止まり、お金を支払うことで実現できればゴールとなります。

自分の職業を選択する

キャッシュフローゲームでは職業カードの中から職業を選びましょう。

ゲームを開始する前に、プレイヤーはラットレースで生活するために職業カードの中から職業を1枚選ぶことになります。職業にはエンジニアや医者、パイロットなどさまざまな職業があります。

選び方に決まりはありませんが、中にはラットレースを抜けるのが難しい職業もあるため職業選びも重要なポイントです。

財務諸表の記載をする

損益計算書や貸借対照表などを含む財務諸表を使用するため、職業カードに記載されている情報を財務諸表に書き写しましょう。

収入や支出の項目も職業によって決まっているため、キャッシュフローについても記載します。

中間目標を決める

先ほど設定した「目標」は、必要金額を支払えば達成できる目標であるとは限りません。たとえば、目標の中には長期間自由に旅行するような内容もあるため、目標達成のためには長期間不労所得が入ってくる必要があります。

そのため、中間目標はラットレースから抜け出して「ファーストトラック」の世界に入ることになります。

キャッシュフローゲームを学びお金に詳しくなりましょう

キャッシュフローゲームを活用することで、お金の仕組みを学ぶことができます。

  • キャッシュフローゲームを学びお金に詳しくなりましょう

    キャッシュフローゲームを学びお金に詳しくなりましょう

ぜひこの記事でご紹介したキャッシュフローゲームの概要やキャッシュフローゲームの特徴、キャッシュフローゲームの手順などを参考に、キャッシュフローゲームをプレイしてみてはいかがでしょうか。