小学館は9月16日、書籍『湘南の元バイク小僧、たった7年で年商25億の社長になる~「3倍速ワーク」で成し遂げた地域No.1土木工事ベンチャーへの道~』を発売した。著者は総栄社長の上原総栄氏。

独自の経営哲学を伝授

  • 『湘南の元バイク小僧、たった7年で年商25億の社長になる~「3倍速ワーク」で成し遂げた地域№.1土木工事ベンチャーへの道~』表紙

職人の高齢化が進み、若手の人材不足にあえぐ土木工事業界。本書は、旧態依然の土木工事業界で、逆境をチャンスととらえ、自らの企業を7年で湘南地域№1にした著者の独自の経営哲学を、実例を交えながら解説する。

著者は、受注に関しては不動産会社やハウスメーカーなど、民間からの「元請け」に徹するとともに、「同時並行」と「先読み」から生まれる「3倍速ワーク」により、通常の作業工期を3分の1に短縮。これらの効果で、創業1年目の売上は約3億3,000万円、2年目は4億円超、6年目は20億円に増加し、地域No.1の会社へと成長した。「今の仕事で大きな成果をあげたい」「起業して周りの同業者が見過ごしたチャンスをつかみ成功したい」、そんな熱意と夢を抱いた人々に贈る一冊となっているという。

著者の上原総栄氏は1983年、神奈川県生まれ。バイクの板金工を経て土木工事会社に入社し、3年目で現場責任者に抜擢される。2013年2月に土木工事を手がける総栄を創業した。