お金持ちには、共通する習慣があります。今すぐお金持ちになるのは簡単なことではありませんが、お金持ちの習慣を参考に、自分の行動指針を見直すことはできます。 ここでは、お金持ちの考え方や習慣を知り、これからの生活に活かせるように、7つの習慣をご紹介します。

  • お金持ちが大切にしている7つの習慣とは? お金が貯まる人になろう

    お金持ちが大切にしている7つの習慣とは? お金が貯まる人になろう

そもそも、どこから「お金持ち」? 定義を考える

2018年に野村総合研究所が発表した「NRI親リッチアンケート調査(※1)」では、純金融資産(不動産等を含めない、現金や有価証券等の資産から負債を引いた資産)の保有額に従って、世帯を5つに分類しています。

・超富裕層…純金融資産5億円以上 (8.4万世帯)
・富裕層…純金融資産1億円以上5億円未満 (118.3万世帯)
・準富裕層…純金融資産5,000万円以上1億円未満 (322.2万世帯)
・アッパーマス層…純金融資産3,000万円以上5,000万円未満 (720.3万世帯)
・マス層…純金融資産3,000万円未満 (4,203.1万世帯)

5つに分類した世帯の割合を見ると、富裕層、超富裕層の合計は約2.4% です。お金持ち、あるいは富裕層と呼ばれる人たちは、ごくわずかしかいないということがわかります。この層を、お金持ちと分類することもできるでしょう。

一方、純金融資産が3,000万円未満のマス層は約79% と、全体の約8割を占めます。

なお、2020年4月に発表されたフォーブス誌の「世界長者番付」によると、世界で最もお金持ちなのは、アマゾン・ドット・コムの最高経営責任者(CEO)であるジェフ・ベゾス氏で、保有資産額は約1,130億ドル(約12兆3,000億円)です。世界のお金持ちは、保有している資産も文字どおり桁違いであることがわかります。

そもそも、世界長者番付に入るためには、保有資産が10億ドル(約1,061億円)を超える必要があります。5億円を持っている超富裕層でも、世界規模の長者番付には載ることができません(ただし、フォーブスの世界長者番付は、不動産等を含む総資産です)。

お金持ちが大切にしている7つの習慣

続いては、お金持ちが大切にしている習慣を7つご紹介します。もちろん、お金持ちといっても千差万別ですから、全員にこの7つの習慣があてはまるとは限りません。それでも、多くのお金持ちが心掛けている習慣を知れば、憧れの世界に一歩近づくことができるのではないでしょうか。

1.時間をうまく使う

「時は金なり」という言葉があるとおり、時間はとても大切です。お金はがんばれば増やすことができますが、時間はそうはいきません。

一方で、お金をそれほど持っていない方でも、時間は超富裕層のお金持ちと同じように1日24時間を過ごしています。この時間をただ無為に過ごすのと、自分のスキルアップや人脈づくり、情報収集などに使うのとでは、毎日の過ごし方は大きく変わってくるはずです。

何を無為とするのかは、考え方によって違うでしょう。しかし、たまにはいいですが、いつもテレビ番組をぼーっと見ていたり、ネットサーフィンをするうちに気がついたら何時間も経過していたりする方は、時間の使い方を見直してみてはいかがでしょうか。

「今日の成果は?」「今日は何をしていた?」と聞かれたときに、意識して時間を使っていたか、胸を張って答えられる時間の使い方を目指しましょう。

2.健康に気をつける

健康もお金では買えない大切なものです。

健康を損なうと、多大な医療費が必要になりますし、療養しているあいだに稼げたはずのお金もなくなってしまいます。さらに、健康を害したことによって、さまざまなチャンスを失ってしまう可能性もあるでしょう。もちろん、心身もつらく、不便な生活をしいられることになります。

このように、健康を害することで起こるデメリットは、計り知れないものがあります。お金があるからといって暴飲暴食をしたり、人に任せてだらけきった生活を送ったりしていては、本当の富裕層にはなれないでしょう。

3.縁を大切にする

人と人との縁は、お金持ちにとって大きなビジネスチャンスとなります。もちろん、すぐにメリットがあるとは限りませんが、後々人との縁が身を助けることは大いに考えられます。そのため、お金持ちは縁をとても大切にします。

また、人との縁は仕事やお金だけでなく、毎日を楽しく充実させるためにも役立ちます。何か困ったことがあったときに、良い縁をたくさんつないでおけば、役立つ情報を得られたり、力を借りられたりすることがあるでしょう。

4.経験をつける

さまざまな経験を積むことは、人生の糧になります。何にでも興味を持って積極的に経験していく方は、そうでない方に比べて、それだけ多くのスキルや知見を得ることができます。

「そんなことをやりたくない」「興味がない」と切り捨てるのではなく、「やってみよう」「これも勉強だ」と、どんどんトライしていくチャレンジ精神を大切にしましょう。

5.明確な目標を掲げる

「今年の目標は? 」「10年後、どんな自分になっていたい?」。そんな風に質問されたとき、胸を張って答えることができますか?

お金持ちの多くは、具体的な将来のビジョンを描いています。目標を掲げ、叶えるためにどうすればいいのかを考え、具体的なステップを踏みやすくしています。具体的に目標を描くことによって、目標達成に近づくことができるのです。

6.逆境でもポジティブ

越えなければならないハードルがあったときに、前向きに取り組むか、最初からあきらめて投げやりに対処するかによって、結果は大きく変わります。

お金持ちは、逆境にあってもポジティブ思考を忘れません。ピンチをどうすれば打破できるのかを考え、実行していくことで、切り抜けられる可能性は大幅に上がるでしょう。決してあきらめず、次の策を前向きに検討し続ける姿勢が大切です。

7.投資をする

投資というのは、資産運用に関する投資とは限りません。スキルアップのために時間とお金をかけてスクールに通ったり、人脈を築くために異業種交流会に参加したりするのも、投資のひとつでしょう。また、成長が見込まれる有望企業や個人への援助も投資です。

このような投資を通じて、さまざまな縁ができます。また、新たな知識やスキルを得ることもできるでしょう。投資を恐れず、積極的に行うことは、これまでにご紹介した習慣にもつながっていきます。

お金持ちの習慣を毎日の生活に取り入れよう

時間の使い方や健康に気を使い、人との縁を大切に、いつも前向きにチャレンジしていくのは、誰でも今すぐ実践できることです。お金持ちの習慣を知り、意識することで、毎日の過ごし方を少しだけ見直してみることをおすすめします。 未来の自分が今の自分よりも成長した存在になれるよう、充実した日々を過ごしましょう。

参考 :
(※1) 野村総合研究所「NRI親リッチアンケート調査」(2018年)
(※2) 総務省「家計調査報告(貯蓄・負債編)」(2020年)