女優の松岡茉優が主演を務めるTBS系ドラマ『おカネの切れ目が恋のはじまり』(毎週火曜22:00~)が、きょう15日にスタートする。このたび、22日に放送される第2話に登場するテニスシーンの監修を元テニスプレーヤーの杉山愛が担当したことが明らかになった。

  • 主演の松岡茉優(左)とテニス監修を担当した杉山愛

本作は、大島里美氏が手掛ける完全オリジナル“じれキュン”ラブコメディ。とある過去が原因で「清貧」という価値観で生きるアラサー女子・九鬼玲子(松岡茉優)と、「浪費」にかけては天賦の才能を持った男・猿渡慶太(三浦春馬さん)という、金銭感覚が両極端な2人が出会い、ひょんなことから玲子の実家に慶太が住み込むことになり……おカネ修行を通してひと夏の恋物語が繰り広げられる。

杉山は、第2話に登場するテニスシーンの監修を担当。連続ドラマでのテニス監修が初めてという杉山だが、リアルなボールの球筋やラケットの向きなどの細かな演出や、それぞれの役にあったフォームなど細かく指導した。松岡演じる玲子は小さいころは海外遠征まで行くレベルのテニス少女だったという役どころだが、松岡自身は実際にラケットを握るのはほぼ初めてで、杉山と練習日を設けてから撮影に臨んだという。

撮影は終始和気あいあいとした雰囲気で行われ、杉山の監修によるリアリティのあるなかにも、くすっと笑えるテニスシーンに。普段の玲子とはギャップのあるプレー姿に注目だ。

■杉山愛コメント
私はドラマの撮影の現場が初めてなので、緊張感もありましたが、すごくわくわくしました。そんななかで私がテニス指導をしたのですが、皆さんすごく吸収が早いのでビックリしました。
テニスのプレーシーンでは、こちらが求めた動きを、かなりレベルが高いことを言っても応えてくださり、ダブルスの雰囲気も真剣なところと愛を育むところの強弱があって、見ていてとても楽しめると思います。
松岡さん演じる玲子さんはすごくキャラがおもしろくて、真剣にテニスをしているシーンでもひしひしと伝わってきていて、そこが上手に表れているかなと思います。真剣な眼差しだったり決定力あるストローク力、プレー力、すべての技をしっかりと伝授出来ていると思いますので、皆さんのテニスプレーにぜひ注目していただけたらと思います。

■東仲恵吾プロデューサーコメント
玲子にとってテニスはとても重要な意味を持ちます。
この物語のまさに核となるテニス。
この部分は、なんとしても世界と対等に戦ってきた方にリアルな世界を作るお手伝いをお願いしたいという想いがあり、ダメもとで杉山愛さんにお願いしたら、まさかのご快諾をいただけました。
所作はもちろんのことですが、なによりトッププレーヤーとして戦ってきたメンタリティや生きる姿勢が とても勉強になりましたし、玲子というキャラクターにさらなる深みを加えてくれました。 渾身のテニスシーンも是非ご注目ください。

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