14日から本放送が再開されるNHK連続テレビ小説『エール』(総合 毎週月~土曜8:00~ほか ※土曜は1週間の振り返り)の後半の主なキャストとして、吉岡秀隆(初)、古川琴音(初)、北村有起哉、中村ゆり、伊藤あさひ(初)、持田将史(初)、板垣瑞生(初)、萩原利久(初)、片桐仁の出演が明らかになった。12日に放送された『いよいよ来週から! 連続テレビ小説「エール」再開SP』内で発表された(※「初」は朝ドラ初出演)。

  • 吉岡秀隆 (C)須田卓馬

吉岡が演じるのは、長崎の医師・永田武。著書『長崎の鐘』がきっかけとなり裕一(窪田正孝)と出会う人物だ。吉岡は「撮影に参加して、現在の厳しい状況下でもドラマを作ろうと懸命に努力しているスタッフ、キャストの姿にエネルギーを感じ、とても心を打たれました。この現場にいることで僕自身エールをいただいた気がします。僕が演じる永田のモデルである永井隆先生は、あまりにも偉大な方で無心で演じるしかありませんが、こんな偉大な方が長崎にいらっしゃったということをまずは今の長崎の方達にしっかり届けたい、そして、永井先生が遠くから見守ってくださるとうれしいです」とコメントを寄せた。

また、成長した裕一と音の娘・華を古川琴音、戦後、裕一とともに数々のラジオドラマや映画、舞台でヒット作を生み出していく劇作家・作詞家の池田二郎を北村有起哉、永田医師の妹・永田ユリカを中村ゆり、華が恋心を抱く高校球児・竹中渉を伊藤あさひ、ラジオドラマのプロデューサー・初田功を持田将史、初田と池田の板挟みになる放送局局員・重森正を板垣瑞生、裕一の恩師・藤堂(森山直太朗)が戦地で率いる部隊の一等兵・岸本和俊を萩原利久、戦後、全国高校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」の誕生に関わることになる従軍記者・大倉憲三を片桐仁が演じる。

後半は、弟子入りした五郎(岡部大)と、新人小説賞を受賞した梅(森七菜)が、古山家で同居することになり、思わぬ騒動に発展。そして、日本は戦争に突入、裕一(窪田正孝)は作曲した戦時歌謡が大ヒットし、次第に時代の波に飲み込まれていく。戦争が終わり、音(二階堂ふみ)は歌のレッスンを再開するが、戦争で傷ついた裕一はなかなか再起することが出来ない。そんな裕一に池田二郎(北村有起哉)がラジオドラマの音楽を依頼。戦後復興期の日本に「エール」を送る曲を裕一は次々と生み出していく。