台風に関するニュースなどでよく見かける「進路予想図」。この読み方について、意外と勘違いしている人が多いようです。

雲研究者の荒木健太郎さん(@arakencloud)がツイッターで紹介した、台風情報に関するイラストが話題になっています。

  • イラスト出典元:江戸川みんなの防災プロジェクト※タップで拡大

台風情報の読み方です.

台風の現在位置から徐々に大きくなっていく円。台風が発生する時期になるとテレビなどでよく見る図ですが、なんとなく円の大きさが台風の大きさだと思っていませんか?

この円は実は「台風の中心が入る可能性のある範囲」を示しており、台風の大きさではないんだそう。台風の現在位置に近いほど、予想が正確になるため円が小さく、遠いほど大きくなると書かれています。

このツイートを見た人からは、「へぇーーーーー知らなかった」「私もぼんやり(イラストの)女の子とおなじように思っていました」「衝撃的事実」など、驚きの声が。

一方で、「中学校の理科で等圧線とか天気の読み方とかみんなやってるはずなんですけれども、意外と忘れている人多いですよねぇ」「小学校で習ったはずなんだよなぁ」「天気予報で毎回解説してるし、予報円を作ったのも日本人ですよね」といったコメントもあり、実は学校の授業や天気予報で解説されているにもかかわらず、誤った読み方をしてしまっている人が多いようです。

台風情報は命を守るためのとても重要な情報ですから、いま一度、正しい情報の見方を確認したいですね。また台風が近づいているときには、気象庁から各地域に発表される気象情報や、気象警報・注意報なども確認し、常に最新の情報を取り入れるようにしましょう。

また、こちらの台風や大雨への備えに関しての情報も参考にしてみてください。