俳優・上川隆也が、WOWOWで11月からスタートする連続ドラマ『夜がどれほど暗くても』で主演を務めることが25日、明らかになった。

  • 連続ドラマ『夜がどれほど暗くても』で主演を務める上川隆也

    連続ドラマ『夜がどれほど暗くても』で主演を務める上川隆也

原作は今年1月にデビュー10周年を迎えた作家・中山七里の同名小説。スクープを追う有名週刊誌の副編集長・志賀倫成(上川)はジャーナリストとしての自負を持ち、充実した生活を送っていたが、ある日、大学生になる息子がストーカー殺人を起こし、その場で自ら命を絶ってしまう。スキャンダルを追う側から一転し、容疑者家族として追われる立場になった志賀は、ある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていく。

主人公の志賀を演じる上川は「今回の役はこれまでのWOWOW出演作品の中でも、もっと云ってしまえば、これまでのキャリアを見渡しても演じてきたことのなかったような人物です。今はこの『志賀倫成』という男とどのように相対することになるのかが楽しみです。中山七里先生の『テミスの剣』に出演した時、日々味わっていた役者としてのスリリングな感覚は今でも忘れられません。今回も先生の世界の中に浸れることを思い、今から期待に胸を躍らせています。この感覚をそのまま作品の中に封じ込めてお届け出来るよう、スタッフ・キャストのみなさまと足並みを揃えて臨みたいと思っています。どうぞご期待下さい」と、重厚な報道サスペンスドラマへの意気込みを語っている。脚本は大石哲也、監督は橋本一、谷口正晃。