タレントの草なぎ剛を起用した、大王製紙の大人用紙おむつブランド「アテント」の新テレビCMが、22日・23日放送の日本テレビ系大型特番『24時間テレビ43』より放送される。

  • 「アテント」の新テレビCMに出演する草なぎ剛

アテントは、介護の社会化に取り組み中。大人用紙おむつを下着の総称である「パンツ」と呼び、おむつを恥ずかしいものとして隠すのではなく、オープンにしてみんなで考えていけるポジティブなものに変えていきたいと考えており、その一環で新CMを制作した。

『24時間テレビ43』は、福祉・環境・災害復興の三本柱を援助の対象に掲げており、老若男女問わず視聴者自身がこれらの問題に向き合うことができ、「おむつのことを恥ずかしいものとして隠さずオープンにしてみんなで考えていきたい」というメッセージを生活者に訴えるには絶好の環境であるとし、同番組からCMを放送することに。CMは全13篇、介護の社会化に関わる13のテーマで構成されている。なお全13篇は、キャンペーンサイト内で視聴できる。

監督やプロデューサーをはじめとする制作チームも、アテントのパンツ着用という正装で臨んだ今回の収録。監督、スタッフとの顔合わせの際、そのことを草なぎに伝えると、「僕も今はいていますが、とっても快適です」「はいていること、忘れちゃう」「これで ライブしてもいいかも?」と笑顔でコメントしていた。

一日中パンツをはき、休憩中もすぐに自分の席に戻って、何度もセリフを反芻したり、パンツの資料を読み込んだり、想いを込めて撮影に向かった草なぎ。「こだわり」篇での、折りたたんであるパンツを広げて、手でさわったり、その特長を紹介するシーンでは、耳に近づけ、「紙なのに、カサカサという音がしないんだ」と、自然体の演技で見事OKテイクを獲得した。

「パンツの歴史」篇の撮影中、即興で踊ってほしい、という監督の無茶振りにも、即、オリジナルの振り付けで対応。監督が「さすが」と唸るほどチャーミングなダンスを披露したため、急きょセリフがない踊りだけのカットを長回しにする展開も。さらには「何の踊りだ、これは?」と、アドリブで踊っている自分にツッコミを入れ、スタッフも大笑い。現場ではその直後、このダンスを「アテントダンス」と命名していた。

「CM の限界」篇で、最近生まれたフレンチブルのワンちゃんの話になると、すっかりデレデレに。「かわいいんだ、これが」「マーベラス!」と、我が家の新しい家族を思いやる場面があった。