日本で空前のブームとなっている"台湾茶"。タピオカミルクティー、チーズティーなど進化を遂げてきたが、世界に500店舗以上を展開する台湾茶の専門店「Sharetea」が、満を持して日本に初上陸した(@新宿マルイ本館1階)。
台湾茶が持つ本来のうまみが味わえる"ティー"の提供にこだわったという同店。それぞれのドリンクは、専用のエスプレッソマシーンを使って作られるという。どのような味わいなのか。早速紹介しよう。
茶葉は5種類、ストレートかティーラテでシンプルに
アジアをはじめ、アメリカやヨーロッパなどでも店舗を展開している「Sharetea」。日本では、「ちょっとの上質を、毎日の贅沢に。」をコンセプトに、性別・年齢問わず愛される味わいを目指している。
茶葉の種類は、甘く上品な蘭の花を彷彿とさせる香りが特徴の「四季ティー」(350円~)、大人な飲み口が楽しめる「ウーロンティー」(350円~)、中国十大銘茶のひとつ「鉄観音ティー」(350円~)、香りが長持ちし幸福感が感じられる「ブラックティー」(380円~)、超高級台湾紅茶の「ルビーティー」(700円~)の5種。
いずれも、台湾の主要茶産地で自然栽培された茶葉を使用しており、渋みのない、お茶本来の甘さが楽しめるという。
またストレートのほか、ティーラテとしても提供。茶葉の味わいを生かすため、ティーラテに使用するシロップは甘さ控えめになっているそうだ。
ティーエスプレッソで抽出、ドリップしたてを味わえる
同店では専用のティーエスプレッソマシンを導入しており、お茶の種類ごとに抽出方法を変えて提供。
ドリップしたてのお茶を提供することにこだわっているため、味も香りも劣化することなく、渋みのないお茶本来のうまみが味わえる。
筆者は「四季ティー」のストレートをアイスでいただいたのだが、苦みが優しく、緑茶に近いまろやかさがあって、するすると飲み干してしまった。台湾茶ならではの華やかな香りは気持ちまで明るくしてくれるし、後味がさわやかなので、暑い夏にもぴったり。
「気分を変えたいけれどコーヒーだと重い」「リラックスしたい」というシチュエーションで重宝しそうだ。
ちなみにカップにはティーパックもあわせて入れてある。「既に抽出済みなのに、なぜティーパック……?」と疑問に思うかもしれないが、商品を持ち帰った後も、最後までお茶のおいしさを保つための工夫なのだとか。確かに、氷が溶け切って薄くなったお茶はけっこう味気ない。ちょっとした気遣いにもこだわりを感じるドリンクだった。
フルーツティーや日本限定のアイスもあるよ!
メニューはほかにも、フレッシュレモンを使った「レモンモヒーティー」(600円)、四季ティーをベースにアロハジュースをブレンドした「フルーツティー」(650円)、グレープフルーツの果肉をぜいたくに使った「グレープフルーツティー」(650円)など、カラフルな見た目が楽しいドリンクがラインナップ。
おなじみの「タピオカミルクティー」(500円~)や、日本限定の「紅茶ソフトクリーム」(450円~)も展開する。
ファッションデザイナー平安座レナ氏が監修した店内の内装やスタッフの制服、カップのデザインにも注目を。暑すぎる日々に疲れたら、おしゃれな店舗で一息ついてみては?
※価格は税別