男性コーラスグループの純烈が本人役を演じるドラマ『純烈ものがたり ~スーパー銭湯が泣いている~』が、フジテレビの動画配信サービス・FODで配信されることが決まった。

  • (左から)酒井一圭、後上翔太、白川裕二郎、小田井涼平

“スーパー銭湯アイドル”として注目を集め、NHK紅白歌合戦にも2回出場した純烈は、メジャーデビューしてから今年で10年。戦隊ヒーロー出身の俳優を中心に構成されたメンバーだが、4人でのドラマ出演は今回が初めて、主演を演じるのも初となる。

プロデューサーは、『振り返れば奴がいる』『警部補・古畑任三郎』『王様のレストラン』など数々の名作ドラマを手がけたフジクリエイティブコーポレーションの関口静夫氏。4者4様のキャラクターを生かした4話のドラマを描いていく。

ストーリーは、コロナ騒動でコンサートが開けずファンと接触ができない現状が舞台。そんな中、1通の手紙が事務所に届く。誰宛かわからず、マネージャーの千堂あかりはメンバーに確認を求めた。各々メンバーにかかわる出来事を確認していくと、そこには友情があり、恩情があり、チームワークがあり、思いやりがあり…。リーダーを中心に純烈のメンバーの気持ちがにじむ、心温まる物語が隠されていた。そして手紙の差出人は…。

純烈メンバー、関口プロデューサーのコメントは、以下のとおり。

■酒井一圭
「純烈を頑張れば必ずまた俳優としてのチャンスが来るから一緒に頑張ろう」。結成の時、メンバーを口説いたことを振り返っています。純烈をドラマの世界へ。我々の悲願をかなえてくれたドラマクリエイターたちとの出会いによって、純烈は新たな冒険の旅に出航しました。歌あり、笑いあり、涙あり、スーパー銭湯アイドル・純烈の人情噺、身体の芯から温まるドラマ湯でございます。どうぞお寛ぎください。

■白川裕二郎
ドラマ出演と聞いた時、役者をやらせていただいていた時期もありましたが、純烈を結成してからほとんど芝居からかけ離れていたので、不安だらけでした。でもそんな不安は監督、出演者、台本を読ませていただいた時に吹っ飛び、『純烈ものがたり』はきっと素敵な作品になると確信しました。周りの演者さんに支えられながらガチの芝居をしている純烈を、マダムの皆さん、そして全国の皆さんぜひお楽しみに!!

■小田井涼平
俳優をやっていたこともありますが、このままじゃダメだと思って純烈に参加したので、やれるのか?という不安と、やらなければ!という気合いが入り混じって、緊張感が半端なかったです。正直恐怖でしかなかったですが、共演者の皆さんやスタッフの皆さんが純烈のことをたくさん予習して撮影に臨んでくださったので、純烈の現場と変わらないアットホーム感の中撮影をすすめることが出来たと思います。キャスト、スタッフのチームワークが作品のスパイスになっていると思うので、ご覧いただく皆さまにもそれが伝われば幸せだなぁ、と思います。

■後上翔太
純烈がドラマをやる。そんな一報を聞いた時ひっくり返りそうになりました。うれしそうに伝えるマネージャー、役者魂に再び火がつく周りのメンバー、何が不安かすらもわからない私…というものの見事なコントラスト。いざ現場が始まってみると普段の純烈活動以上に純烈活動。周りの共演者の皆様やスタッフの皆さまに支えられ、助けてもらいながら何とか歩を前に進めるという時間になりました。セリフ覚えるのって、見てくれる方に伝えるのって、ドラマ作品って大変で様々な力の積み重ねなんだなと実感しています。熱と温もりが凝縮された時間が見ている方に届けばいいな…そんなふうに思っております。皆さまぜひご覧ください!

■関口静夫プロデューサー
純烈が純烈を演じる『純烈ものがたり』です。今年デビュー10周年を迎えた純烈。今はコロナ騒動でコンサートが開けず、ファンのみなさんは純烈のメンバーに会えなくて寂しい思いをされていると思います。そんな今だからこそ、ドラマで純烈の新たな一面をお見せしたい、そう思って企画しました。
実際に純烈のメンバーに会ってみると、そこには友情があり、恩情があり、チームワークがあり、思いやりがありました。彼らには、リーダーを中心に純烈のメンバーの気持ちがにじむ、心温まる物語が隠されていました。是非それをドラマで表現したいと考えました。純烈が演じる純烈の感動ドラマを、劇中で歌われる純烈のヒット曲「愛をください」を聴きながらぜひご覧ください。