レクビィはこのほど、新型キャンピングカー「レクビィ・ヴォーノ」を発表・発売した。

  • 新型キャンピングカー「レクビィ・ヴォーノ」を発売

同車両は、取り回しのしやすいトヨタ・ハイエースのロングミドルルーフワゴン車をベースに、展開しやすい広大なベッドと優雅なデザインの家具をインストール。「レクビィ・ヴォーノ」(2009年の発売)の初の大変更で、机の形状とベッドマットの配置の見直し、ベッドマットの展開のしやすさ、ベッド面積と収納場所の拡大により、利便性をアップさせた。

  • トヨタ・ハイエースのロングミドルルーフワゴン車がベースに

スクエアなインテリアが主流のキャンピングカーの中で、優雅な局面構成のインテリアを持つ「レクビィ・ヴォーノ」は、女性を中心に多くのユーザーに支持されてきた。ロングミドルルーフのボディも取り回しがしやすく、多くの立体駐車場にも進入可能(2.1m)で、普段使いから本格的なキャンプにも使用可能。

  • ベッド展開とスウィング式フィン型テーブル

またL字型のラウンジシートの正面には24インチのモニター(オプション)とJBLスピーカー(オプション)を配置し、シアターのように使用可能となる。後部には本格的なワードローブとキッチンユニットを配置。さらに画期的な可動式フィン型テーブルにより広い動線が確保された。就寝時のベッド面積も大幅に拡大し、素材やウレタン素材の見直しによりシートの質感を高めた。

  • スウィング式フィン型テーブル

  • 内装(24型テレビとフィン型テーブル)

リニューアルコンセプトに関して、デザイナー武藤隆昌氏は「今年のコロナ禍で“新しい生活様式の環境づくりをどうするのか?"という問題が浮き彫りになりました。新型レクビィ・ヴォーノは『リビングルームを持ち歩く』というイメージで、ソーシャルディスタンスを保ちながら、移動と宿泊と車内生活を楽しめることに重点を置きました。自在に動くテーブルにより、車内での過ごし方の自由度も増しています」とコメントしている。

  • 室内(ラウンジ使用時)

希望車両本体価格(税金・保険・登録手続費用を除く)は、432万円(ガソリン2WD)。4WDも選択可能。なお同車両は、レクビィ・オスト(神奈川県大和市)、レクビィ・ステーション(愛知県瀬戸市)で展示中となる。