俳優の石井一彰が、13日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『警視庁・捜査一課長2020』(毎週木曜20:00~)の第13話にゲスト出演する。

  • 石井一彰 -テレビ朝日提供

石井が演じるエリート警察官僚・白馬應治は、2019年10月放送のスペシャル以来の出演。同局系ドラマ『科捜研の女』で、石井は内藤演じる土門薫刑事とコンビを組む部下・蒲原勇樹役を演じており、『科捜研の女』とは立場が逆転する。

第13話では、IT企業の広報部長・姉崎育代(馬渕英里何)が階段から何者かに突き落とされ、殺害される事件が発生。白馬は、捜査が難航する大岩の前に笹川刑事部長(本田博太郎)とともに現れ、「捜査に行き詰まっているようですね、大岩さん…」と上から目線で嫌味を繰り出し、大岩が「理事官にまでご心配をおかけして、申し訳ございません」と平身低頭するというやりとりが繰り広げられる。

2015年から約5年にわたって内藤と共演してきた石井は「僕は、内藤さんが現場で座っているのを見たことがありません。常に立って共演者やスタッフの皆とコミュニケーションを取り、現場の雰囲気をよくしようとしてくれます。初めてお会いしたときも、『とにかく好きにお芝居してくれ! 立ち位置とか気にしないでいいからな。楽しもう』と声をかけてくれました」と感謝。

そして「現場で監督に『ちょっとセリフを言いながら大岩さんの肩をポンポンしてみようか』と言われ、一瞬、僕の中で緊張が走りましたが、振り切って演じさせていただきました(笑)」と振り返り、「役以前に内藤剛志という人間を尊敬しているので偉大な先輩の上司役をやらせていただくのは緊張しますが、少しだけ…うれしいですね(笑)」と明かした。

また、「ドラマの最後の方でナイツ・塙宣之さん演じる奥野親道刑事が“刑事のコンビ愛”の話をします。そこでの大岩さんと白馬のやりとりに注目していただきたいです」と見どころを語っている。