人気デュオのゆずが、日本テレビ系ドラマ『親バカ青春白書』(8月2日スタート、毎週日曜22:30~)の主題歌に決まった。

  • ゆず

楽曲タイトルは「公私混同」で、5年ぶりに北川悠仁、岩沢厚治が歌詞・メロディーを共作。レトロな雰囲気を感じさせながらも、リズミカルに洗礼されたシティポップ風のサウンドに、北川の軽快なリリックと岩沢のシニカルな歌詞がミックス。諦めやご都合主義を受け入れながらも「これでいいのだ」と自己肯定して前に進む、いまの時代にこそ響かせたいポップソングとなっている。

ドラマタイアップの付いた共作曲としては、08年リリースの26thシングル「シシカバブー」(テレビ朝日『サラリーマン金太郎』主題歌)以来、約12年ぶりとなる。「公私混同」は、8月2日のドラマの初回放送のエンディングで、初公開される。この楽曲に合わせて放送されるドラマ映像の場面写真も、今回公開された。

ゆず、キャストのムロツヨシ、永野芽郁、高明希プロデューサーのコメントは以下のとおり。

■ゆず
次にゆずとして届けたい楽曲はどんなものだろう?
と考えたときに自然と行き着いたのが、二人で作る“共作”曲でした。
曲のイメージを二人の共通認識として持ち、
それぞれ作ったものを持ち寄ってひとつの曲にしていく。
ドラマの内容が”ホームコメディ”ということもあり、シリアスになりすぎず、
お互いが好きなように作るという自由なやり方でリラックスして取り組めました。
日々もどかしかったり、身動きが取りづらかったりする中で、
ゆずらしく軽やかに突き抜けていける曲を皆さんに届けたい。
こうして新しい曲を書くチャンスや、それを発表して皆さんの元に
届けることができる喜びを何よりも感じています。

■ムロツヨシ
何があるかわからない、何が正解か間違いか。
こんな時代にこそ、そんな今だからこそ言いたい台詞「これでいいのだ」
そんな言葉をゆずさんが歌ってくれました。
この歌を背負って、これでいいドラマを作り上げます。
タイトルは『公私混同』
公私混同してでも見たい聞きたい、笑顔と笑い声。
素敵なコメディの主題歌。
ありがとうございます、ありがとうです。

■永野芽郁
ゆずさんの曲を聴くとすごく穏やかでハッピーな気持ちになるのですが、
「公私混同」は軽快なメロディで聴いていてウキウキしました!
何よりも青春っぽい!!!そして「365日最優先事項は君~」という歌詞も親娘の姿が浮かんで、これはお父さんからさくらに向けてのラブレターなのかなと、なんだかにやけてしまいました(笑)。ドラマ映像に乗せて聴けることが楽しみです。

■高明希プロデューサー
ドラマ最終話までの台本と向き合う中で、ずっと主題歌デモを聴かせて頂いていたので、この曲がドラマに流れる血液のように感じています。噛めば噛むほど味が出る、聴き終わってすぐまた聴きたくなる不思議な曲です。福田監督もゆずさんも、社会で生きづらい人たちを優しく肯定してくれるイメージがあって、今こんな時だからこそ生まれた、極上に優しい曲だと思います。
福田監督が、主題歌に合わせたエンディングの撮影を「オレンジデイズ」みたいな感じで、と色々撮影しているのですが、福田監督の中の「オレンジデイズ」が一体どうなっているのか、出来上がるまで謎すぎる現場ではありますが、きっと日曜の夜を笑って締めくくれる最高のエンディングになっているはずなので、皆様、放送当日を楽しみにしていて下さい。