JR東日本新潟支社は27日、上越新幹線越後湯沢~新潟間で運行している「現美新幹線」の運行を12月19日で終了すると発表した。

  • 「現美新幹線」が12月19日をもって運行終了

E3系6両編成を改造し、2016年4月から運行開始した「現美新幹線」は、「世界最速の芸術鑑賞」をテーマに、注目のアーティストがこの列車のために制作した現代アートを各車両に展示。13号車では地元の素材にこだわったスイーツと燕三条で人気の「ツバメコーヒー」監修のコーヒーなどを提供するカフェやキッズスペースを併設した。外装は写真家・映画監督の蜷川実花氏が撮影した「長岡の花火」の写真で覆われている。

今年度は新型コロナウイルス感染症の影響で運休が続いていたが、8月1日から運転を再開し、土休日を中心に越後湯沢~新潟間を1日3往復する。新潟支社は「ラストランに向けたお楽しみメニューやおもてなしを計画しています」と説明しており、詳細は決まり次第、発表されるという。