俳優の稲垣吾郎が、8月8日から3日間にわたって東京国際フォーラム ホールCで開催されるTBS主催の朗読劇『もうラブソングは歌えない』に出演することが21日、明らかになった。
「Withコロナ」時代突入の今、まったく新しい演劇のカタチに挑戦。一流のクリエイターが書いた物語を一流の俳優陣がリーディングで演じる。このたびキャスト第1弾が発表され、佐々木蔵之介、小池栄子、稲垣吾郎、勝村政信、木村多江、りょう、門脇麦、YOU、三宅弘城、マキタスポーツの出演が明らかになった。
テーマは「男女の距離」。登場人物は男ひとりと女ひとりのふたりだけ。上演は各回2演目、2組のキャストが見られる2本立てとなっており、ひとつの作品を日によって違うキャストが演じることも。さらに、ライブ配信も決定(アーカイブ配信も決定している)。映像の世界で活躍する演出陣ならではの「ライブ配信でしか見られない工夫」も満載の舞台となる。さらなる出演者も決定し、後日発表される。
稲垣は、映画監督の三島有紀子氏が脚本・演出を手掛ける「カラマツのように君を愛す~小説『しあわせのパン』より」に出演。生きづらさを抱えた男と女が、北海道を舞台に少しずつ心を通わせていく物語で、稲垣と門脇が共演する。
稲垣は「ご覧いただく皆さんの心に何か温かい気持ちが残るよう1行1行を大切に、初の朗読劇に参加させていただきます。三島さんとは以前、映画『少女』でご一緒させていただいた際、素晴らしい感性で引っ張ってくださったので、今回またご一緒出来て嬉しいです。門脇さんとは初めてですが、どんな距離でリーディングさせていただけるか今から楽しみです」とコメント。
門脇は「初めて朗読劇に参加させていただけると聞き楽しみにしていたのですが、いざ台本を読んでみたらほとんど台詞がない役でした。普通の朗読劇とは一味違う参加の仕方になりそうです。どんな作品になるのか私もまだ想像がつきませんが、三島監督と稲垣さんとともに五感で楽しめる素敵な朗読劇を作れたらと思っています」と話している。
作品ラインアップは以下の通り。
■「ひとりのふたり」
音楽教室で出会った独身男女、もどかしい恋の20年の物語
脚本 大島里美&演出 石井康晴(TBSディレクター)
出演 佐々木蔵之介&小池栄子 勝村政信&木村多江
■「カラマツのように君を愛す~小説『しあわせのパン』より」
生きづらさを抱えた男と女が、北海道を舞台に少しずつ心を通わせていく
脚本・演出 三島有紀子(映画監督)
出演 稲垣吾郎&門脇麦
■「大山夫妻のこと」
売れない脚本家の夫と元売れない女優の妻のセックスレスをめぐる数夜の出来事
脚本・演出 足立 紳(脚本家/映画監督)
出演 りょう&三宅弘城/YOU&マキタスポーツ
■「Re:」(アールイー)
間違いメールから始まった10年の愛の軌跡
脚本・演出土田英生(劇団MONO主宰)
出演 (※第2弾で発表)