俳優の浅利陽介が、フジテレビ系ドラマ『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(16日スタート、毎週木曜22:00~)の第3話(30日放送)にゲスト出演する。

  • 浅利陽介=フジテレビ提供

浅利が演じるのは、生徒思いで心優しい、萬津小学校の先生・新田奏佑。慢性糸球体腎炎の持病がある新田は、校庭を走っている途中に倒れ、萬津総合病院の救急に搬送されるが、病院で意識を取り戻すと、処置中にもかかわらず、慌てた様子で帰ろうとする。倒れた原因も判明しないまま帰すわけにはいかないと、みどり(石原さとみ)が新田に入院するよう伝え、取り乱す新田をなんとか説得。みどりが新田に現在服用している薬について聞くと、大量の薬を服用していたことが判明する。

さらに、新田に薬を渡している薬局「ナカノドラッグ」が、食前に服用する薬を食後のものとまとめていたり、本来やってはいけないような服薬をさせていることが判明。みどりはその仕事の粗末さに怒り、ナカノドラッグに電話で問い合わせると、無気力そうな男性に適当にあしらわれ、電話を切られてしまう…。

石原との共演は『リッチマン、プアウーマン』(12年7月期)以来、約8年ぶりとなる浅利は「さとみちゃんと一緒に仕事ができるのを楽しみにしていました! とっても居心地が良かったです。僕が自分のセリフを間違っても止めずに強引に(撮影を)進めたことがあるですが、そこにもしっかり付き合ってくれて感謝です!!」とコメント。

医療ドラマは『コード・ブルー』以来の出演となるが、「ストレッチャーに乗せられて“1、2、3”の掛け声を聞いたとき、『新鮮だなぁ~』と思いました。今回は患者なのでね…(笑)。撮影現場には『コード・ブルー』のスタッフさんたちもいたので、とても楽しいひと時を過ごせました」と充実の様子だ。

野田悠介プロデューサーは「病を患って以来、自分が追い求めていた理想の教師からどんどん遠ざかっている新田。彼は理想と現実の間で葛藤しながらも、それでも理想を追い求めていく。生徒の前で見せるチャーミングさと生徒のために努力する人間臭い部分を浅利陽介さんがすてきに演じていただきました。浅利さん演じる新田の“生徒への思い”に是非ご注目ください!」と話している。

(C)フジテレビ