お笑いコンビ・EXITの兼近大樹が9日、インターネットテレビサービス・ABEMAで生配信されたニュース番組『ABEMA Prime』(毎週毎週月~金21:00~23:00)に出演し、“声優のリアル”について持論を述べた。

  • EXITの兼近大樹

この日は、子どものなりたい職業ランキングの上位常連の「声優」を特集。人気職業とされながらもその9割近くが食べていけないといわれる「狭き門」に着目し、人気アニメ『AKIRA』で金田正太郎役を務めた声優・岩田光央をゲストに招き、MCのEXITと共に「声優のリアル」について議論した。

「夢」や「やりがい」のために下積み生活を送る声優、年齢や容姿などの壁にぶち当たり声優を諦めたみちるさん(24)の姿を見た兼近は、「声優業界が飽和状態になっているというのは『芸人と一緒だな』と思って、すげぇ芸人に置き換えて見ちゃいました」とお笑い界と重ね合わせた様子。「それこそ声優さんに必要とされている“付加価値”については、芸人なんて特に“ただ面白いだけの人”なんて無限にいて」と指摘した。

また、「勉強できる教材がめちゃくちゃある中で、芸人の面白さの実力値なんて同じぐらいなんですよ」との見方も示した兼近。「じゃあ、その中で何を求められるか? って言うと、『身体を使って何か特殊な技術ができます』『スポーツができます』『料理が出来ます』というような、色んな付加価値」とその重要性を説明し、「なので、声優業界とお笑い界はすげぇ似てきたなと思います」と結論付けていた。

(C)AbemaTV,Inc.