フィギュアスケーターの村上佳菜子が、きょう9日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『THE突破ファイル』(毎週木曜19:00~)で、再現ドラマに出演する。

  • 村上佳菜子=日本テレビ提供

村上は、消防士たちの活躍を描く作品に、川守田政人ふんする材木店の社長・田川の一人娘・佳菜子役で登場。男手ひとつで自分を育ててくれた父のために材木店を切り盛りする、心優しいしっかり者の娘を熱演する。

ある日、火の不始末が原因で、田川の材木店の倉庫が出火。倉庫には、一度火が付くとなかなか消えないスギやケヤキの材木が置かれていたため、火の手はどんどん広がっていく。このままでは、父娘が仲良く暮らす自宅に燃え移ってしまう可能性も。しかし、現場に駆け付けた消防署の庄司隊長(品川庄司・庄司智春)、賀屋隊員(かが屋・賀屋壮也)、中島隊員(中島健)は、燃えさかる炎を見事鎮火させることに成功する。果たして、その突破方法とは。

突然の火災に取り乱すシーンから、父親と心を通わせるシーンまで、さまざまなシチュエーションの芝居に挑戦した村上は、撮影を振り返って「演技の経験が少ないので、とても緊張しましたが、スタッフのみなさんやお父さん役の川守田さんも優しくしてくださったので、楽しかったです」とコメント。「“熱がる”演技も、とてもやりがいがありました(笑)。ぜひまた挑戦してみたいです!」と笑顔で語った。

撮影していて“最も難しかったシーン”と“最も面白かったシーン”を尋ねると、「難しさと面白さは紙一重のところがあるんですが、表情だけで演技をするシーンは、やはり難しいなと思いましたね。実際には存在しないもの(火災現場)を、いろんな表情をしながら見守る、というのが大変でした」との回答。「フィギュアスケートの場合は、音楽が流れるので、それを聴いて気持ちを作って表現することができますが、今回のように自分の頭の中だけで想像して表情を作るというのは、とても難しかったですし、また逆に、面白さも感じました」という。

そこで、フィギュアスケートと演技の共通点を聞くと、「実際にないものを表現するところ。自分が体験したことがないものを表現するという意味では、共通しているんじゃないかと思います」と分析した。

大のお笑いファンでもある村上は、今回共演した庄司と賀屋について、「庄司さんはクールな印象があったのですが、私のことも気にかけて声をかけてくださったりして、うれしかったです。賀屋さんとは、一緒に写真を撮りました(笑)」と笑顔。

今後『THE突破ファイル』で共演してみたい芸人は「とにかく四千頭身さんが大好きで…。再現ドラマだけじゃなく、コントでも共演してみたいです。私、いつか芸人さんと一緒にコントをやるのが夢なんです!」と、意外な“野望”を明かした。