俳優の伊藤英明が、フジテレビ系オムニバスドラマ『世にも奇妙な物語 ’20夏の特別編』(7月11日21:00~23:10)に出演する。

伊藤英明=フジテレビ提供

伊藤が出演するストーリーは「3つの願い」。絶世の美女だという妻と豪邸に住む謎の男・若林和也(伊藤)がある日、最愛の妻と庭でランチをとっていると、ふとした隙に、妻がこつぜんと姿を消してしまう。すぐに警察を呼び、捜査を始めたところで突如電話が鳴る。どうやら妻は誘拐され、犯人は妻と引き替えに、5億円を要求しているようだ。ところが、警察が若林に本格的な事情聴取を始めると、どうも若林の言動が怪しい…。

8年ぶり3回目の『世にも奇妙な物語』出演となる伊藤は「僕ら世代の作品で、また出たいという気持ちがずっとあり、お話しを頂いた時はすごくうれしかったです。今回ご一緒する河野(圭太)監督とは、『白い巨塔』の時にお世話になっていたので、今回の出演もすごく楽しみにしていました。また、今回は40分の長編ということでどうなるのか楽しみです。手応えはあります!」とコメント。

今回のストーリーについて、「『アラジン』のように夢のある物語ではなく、『世にも奇妙な物語』ど真ん中のホラーで、ある種のパラレルワールドを描いています。自分が得をするとどこかの誰かが損をする、要は<因果応報>というメッセージが込められているのかなと思います」と述べ、「本当に大変な時期での撮影になり、少数精鋭で頑張って乗り越えたので、ぜひ楽しみにしてください!」と呼びかけた。

企画のフジテレビ・渡辺恒也氏は「最愛の妻が誘拐された男には、誰にも言えない秘密があった…一見よくある誘拐劇から始まる本作ですが、物語は意外な展開へとつながっていきます。『3つの願い』というタイトルにこめられた意味が明らかになる頃には、人生の中で起こる『取り返しのつかないもの』の恐ろしさがジワジワ訪れる、とても『奇妙』らしい一作となりました。自身の欲が導いた運命に翻ろうされる男の悲哀を、伊藤英明さんが情感豊かに演じてくださっています。結末を予想しながらお楽しみください!」と見どころを語っている。

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