特撮ドラマ『仮面ライダーゼロワン』の6月28日放送の第36話から登場する友達型AIの「アイちゃん」の声を、人気声優のM・A・Oが担当することが20日、発表された。

「アイちゃん」は、仮面ライダーゼロワン/飛電或人(高橋文哉)の新会社『飛電製作所』が初めて生み出したオリジナル人工知能。ヒューマギアのように人間の形をしていない、丸いフォルムのAIユニットで、機能は人間のそばにいて話を聞いてくれるだけ、というシンプルなものとなっている。自らの過去のことで思い悩む仮面ライダーバルカン/不破諫(岡田龍太郎)のために或人が発想、博士ヒューマギアの博士ボット(六角慎司)が制作した。

声を担当するM・A・Oは、『海賊戦隊ゴーカイジャー』(2011年2月~2012年2月)でゴーカイイエロー/ルカ・ミルフィ役を女優・市道真央名義で好演し、人気を博した。また、『宇宙戦隊キュウレンジャー』(2017年2月~2018年2月)では、ワシピンク/ラプター283の声を担当。そして、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』(2019年3月~2020年3月)では騎士竜・チビガルーの声を演じ、計3作品もの『スーパー戦隊シリーズ』に深く携わってきた。そんなM・A・Oが今回、「仮面ライダー」シリーズに初参加する。 

アイちゃんは、本当の自分の過去と家族の存在を知った諫から、モヤモヤと思い悩んでしまう胸の内を聞き、友達としてあるアドバイスを送るが――はたして悩める諫はどんな決断を下すのか……!? やがて、アイちゃんは『ゼロワン』の世界に次々と"奇跡"を起こしていくことに……! アイちゃんが或人たちの戦いに与える影響とは、いったい……!?

M・A・O(AI・アイちゃん役)コメント

――『仮面ライダーゼロワン』出演が決まったときのお気持ちを教えてください。

「仮面ライダー」に出演させていただくのは初めてのことだったので、本当にうれしかったです! 人工知能の音声という役どころに関しては難しさを感じましたが、どのように演じさせていただくか楽しみでもありました。

――友達型AIであるアイちゃんの魅力とは!? また、演じるにあたって心がけたことはどんなところでしょう。

友達型AIということで、フランクでありながらも、冷静で相手に寄り添いすぎない距離感を意識しました。客観的に話を聞きながら、核心をついたことをズバッと言ってくれる友達のようなイメージで演じさせていただきました。

――視聴者のみなさまへメッセージをお願いいたします!

アイちゃんは、人の本音や素直な気持ちを引き出して、背中をそっと押してくれるような魅力的なキャラクターだと感じました。是非アイちゃんとの会話シーンにも注目していただけたらうれしいです。どうぞよろしくお願いします!

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