きょう6日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『激レアさんを連れてきた。』(毎週土曜22:10~ ※一部地域除く)では、「ヒットチャート常連の売れっ子ビジュアル系バンドマンだったのに 気づいたらカリスマエステティシャンになっていた人」が登場する。

  • 弘中綾香アナウンサー(左)とオードリーの若林正恭=テレビ朝日提供

現在37歳の男性であるヒィロさんがスタジオに登場すると、そのビジュアルの美しさを若林正恭が絶賛。ところが、中学3年生の頃の写真を公開すると、今とはまるで別人の“ぽっちゃり男子”だった。そんな彼が超人気V(ビジュアル)系バンドのメンバーを経て、施術の予約がなかなか取れない、カリスマエステティシャンになった、その軌跡を見ていく。

ヒィロさんの人生に大きな転機が訪れたのは、中学3年生のときのこと。小学5年生の頃から引きこもり生活を送り、1日中ネットゲームとお菓子三昧。風呂にも入らず、鏡すらめったに見ないという、いまとは180度違う日々だった。

ところが深夜のテレビ番組で、伝説的V系バンド・Janne Da Arcを目撃し、自分の中の価値観が崩壊する。心のどこかで自分が生まれ変わるきっかけを探してたヒィロ少年は「僕もこんな風に美しくなりたい!」という願望を抱いたのだ。

こうして“ビューティーモンスター”となったヒィロ少年は、まずV系バンドのメンバーになることを決意。半年後の高校1年の夏には約25キロやせるほどのダイエットを行い、痩せたことで内面もポジティブに変化。高校を卒業するころには長髪を派手な色に染め、見た目はまさに“V系”となって、「日本一美しいバンドを創造する」という目標をぶち上げていた。

音楽性でなく、とにかくビジュアルが重要。20代半ばで、やっと理想のメンバーを集めてのちに売れっ子となるバンドを結成したヒィロさん。さまざまな雰囲気のイケメンたちをどうやってスカウトしたのか。自分たちのバンドでどうしても実現したかった“美のトライアングル”とは。理想のバンドを作ったはずなのに、それだけは満足せず、ヒィロさんがメンバーに施した“美のスパルタ教育”とは…。

ひたすら自分とメンバーの美を追求する一方、やがて武道館でライブを行うほど人気を博したバンドに、ある悲劇が訪れてしまう。失意の中で、ヒィロさんはこれまでたっぷりと蓄えた美の知識をどうにか生かせないかを考え…。

冴えない容姿から努力に努力を重ね、美し過ぎるV系バンドの一員に、さらにエステティシャンに転身し、ついには美のカリスマとして名をはせるまでに。美の世界でビクトリーを手に入れたヒィロさんの歩みが明らかになる。