カラテカ・矢部太郎のマンガ家デビュー作として話題を呼んだ『大家さんと僕』。3月にNHK総合テレビにてアニメ化され、5夜連続放送された本作だが、2020年6月8日(月)~12日(金)に新作5話の放送が決定した。

39歳の“僕”と87歳の“大家さん”が織りなす、泣いて笑える“不思議な二人暮らし”。来る日も来る日も、殺伐としたニュースであふれる日本。大都会・東京の片隅で息づく、二人だけのユーモラスで心温まる日々の交流。とかく忘れてしまいがちな大切なことをふと気付かせてくれる、ふと立ち止まり、そっと優しい気持ちにさせてくれる温かいショートストーリーに注目したい。なお主題歌は、引き続き矢野顕子の書き下ろし「大家さんと僕」となる。

■6月8日(月)「うどんとホタル」
トホホな芸人の39歳の僕(矢部)は、87歳のおばあさんの大家さんが1階に住む、一軒家の二階で暮らしている。ある日、大家さんにお昼ご飯を誘われ、よく来ているといううどん屋さんに行くことに…

■6月9日(火)「初めてのケンカ」
トホホな芸人にしては珍しく忙しく、大家さんからの食事の誘いを断ることが続いていた。いただいたお手紙を読むと、次のいく店を決めて生きがいにしているかのよう。やっと予定が合い、ご一緒することになったが、疲れていた僕は冷たい態度をとってしまって…

■6月10日(水)「誕生日のサプライズ」
1階に済むおばあさんの大家さんから、お手伝いをお願いされることがよくある。大家さんが買い換えた電話機の使い方を教えてあげたり、よく使う連絡先を登録してあげたり。そして今度は、大家さんの買い物用カートの組み立てをすることに。ところが、この日、突然いつもと違うことが起きて…

■6月11日(木)「新宿ランデブー」
大家さんと新宿にお出かけにいくことになった僕。大家さんと一緒だと、タクシーでまっすぐな道路を走っているだけでも、昔の風景が目の前に広がっているような気分になる。行き先は大家さんが大好きなデパート。僕の知らないことをたくさん教えてくれて…

■6月12日(金)「僕の悩み」
芸人なのにしゃべることが思いつかず、本番でも全然前に出られない僕。気が付けば、大家さんとしか話していない日もあったりする。芸人の仕事に向いていないのかと悩む僕に、大家さんが時折アドバイスをくれたりするのだが、なかなか前向きになれない。そんな時、僕がたまたま通りかかったのは、「昭和館」という建物だった…

アニメ『大家さんと僕』は、2020年6月8日(月)~12日(金)23時40分~23時45分、NHK総合にて放送予定。なお、本日6月3日(水)24時15分~24時40分には、総合テレビにて第1話~第5話が一挙再放送されるので、あわせてチェックしておきたい。