ポルシェジャパンは「911 タルガ4」および「911 タルガ4S」の予約受注を開始した。タルガはクーペ、カブリオレに続く新型(8代目)911にとって3つ目のボディバリエーション。全自動で開閉するルーフを特徴とする。価格はタルガ4が1,729万円、タルガ4Sが2,060万円だ。

  • ポルシェの911「タルガ」

    ポルシェジャパンが911「タルガ」の予約受注を開始した

屋根の開閉は全自動、所要時間は19秒

タルガは屋根が開閉可能な911だ。同じくオープンカーのカブリオレは屋根が後席の後ろまで開くのに対し、タルガはフロントウィンドウ上部と「タルガバー」(フロントシート上部を通るバー)の間の屋根を開くことができる。タルガの屋根は全自動で、開閉に要する時間は19秒とのこと。

  • 先代の911「タルガ」

    先代のタルガで屋根を閉めているところ。リアの部分を大きく開いて屋根を出し入れする仕組みがメカっぽくてカッコいいい

パワーユニットはツインターボチャージャーの付いた3リッター6気筒ボクサーエンジンを搭載。最高出力はタルガ4が283kW(385PS)で先代モデル比11kW(15PS)増加、タルガ4Sが331kW(450PS)で同22kW(PS)増加となる。最大トルクはタルガ4が450Nm、タルガ4Sが530Nm。ゼロヒャク加速(停止状態から時速100キロに加速するまでに要する時間)はタルガ4が4.2秒(先代モデル比0.1秒短縮)、タルガ4Sが3.6秒(同0.4秒短縮)と速くなっている。

  • ポルシェの911「タルガ」
  • ポルシェの911「タルガ」
  • ポルシェの911「タルガ」
  • ポルシェの911「タルガ」