国際ビジネスコミュニケーション協会は4月28日、「在宅勤務中の英語学習」に関する調査結果を発表した。調査は4月17日~21日、2月以降に在宅勤務となった、7都府県(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡)在住の20代~50代のビジネスパーソン500名を対象にWebで行われた。

  • 英語学習に関する現状

    英語学習に関する現状

はじめに、現在の英語学習に関する現状を調査したところ、「在宅勤務前から英語学習をしている人」が19.2%、すでに「在宅勤務をきっかけに始めた人」が4.2%、「在宅勤務をきっかけに始めたいと思っている人」は23.4%となった。

そこで、英語学習を始めた・始めたいと思った理由を尋ねたところ、「自分のスキルアップのため」(60.1%)が最も多く、次いで「自分に使える時間が増えたため」(47.8%)、「自己投資のため」(42.8%)と続いた。

  • 自宅での英語学習に満足している理由

    自宅での英語学習に満足している理由

続いて、自宅での英語学習に対する満足度を調べたところ、65.8%の人が「(どちらかといえば)満足している」と回答。その理由を尋ねると、「在宅勤務開始前と比較し、勉強時間を多く確保できるから」(64.9%)が最も多く、次いで「集中して勉強することができるから」(50.6%)、「自分のペースで進めることができるから」(39.0%)と続いた。

一方、「(どちらかといえば)不満」と回答した人の理由としては、「モチベーションが続かないから」(42.5%)、「最適な勉強方法がわからないから」(40.0%)、「集中力が続かないから」(37.5%)が上位となった。