お笑いタレントの明石家さんまが、2日に放送されたMBSラジオの番組『ヤングタウン土曜日』(毎週土曜22:00~)に出演し、お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史の不適切発言について言及した。

明石家さんま

さんまは「我が会社のかわいい後輩の岡村がラジオで不適切な発言をして落ち込んでいるらしいですけど」と切り出し、「あれはプロとして言葉のチョイスのミス。今回は怒らなきゃ仕方がない」とコメント。「いつも何かあったら俺のところに連絡してくれるけど、俺のところにも連絡してこないので、落ち込んでいると思う」と話した。

2010年に岡村が長期休養した際に、医者から「さんまさんとしゃべるな」と言われていたことも明かし、「俺としゃべったらあかんらしい」と苦笑しつつ、「俺に連絡してこないというのはかなり落ち込んでいる。自分のミスだから自分で受け止めなきゃ仕方がない」と語った。

また、「(新型コロナウイルスの影響で)休んでいるからエネルギーがラジオに爆発したのか。あいつは本当に人に気を使うやつで、普段からずっと気を使って、言葉を選んでしゃべっているのに、今回こういうことになったんで。深く反省して、それを世間の皆様方が許してくれるのをね、一生懸命頑張ってやらなしゃあない」と反省を促した。

岡村、今田耕司、徳井義実らによる独身男性芸人で結成されたアローン会にも言及。昨年、申告漏れと所得隠しで徳井が批判を浴びており、「アローンの2人が…。俺は勝手に名誉顧問にされているんですけど、コロナも怖いけど、アローンも怖い。寂しさを紛らわす薬できてない。2人がこうなってしまっているということは、寂しさとか結婚していないっていうのがここへ来て」と独身でいることも問題だと指摘した。

そして、「俺もあかんわ。アローンって精神状態もちょっと変わってしまう。寂しさのあまり。奥さんがいてたら『あんなこと言ったらあかん、こういうことしたらあかん』って女の目線の意見も聞ける。徳井も奥さんがいたらああいうことになっていない、岡村もたぶん家族がいたらああいうことにはなってないから」と続け、「アローンは解散状態やな」と話した。

岡村は4月23日放送のニッポン放送『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』(毎週木曜25:00~)で、新型コロナウイルスの影響で収入が減少して生活に苦しむ女性が、終息後に短期的に風俗業に携わる可能性があると発言。これに対し、「女性蔑視」「性的搾取」など批判の声が上がり、30日の同番組で謝罪した。