ビズリーチは4月17日、「採用活動のオンライン化」に関する調査を発表した。調査は4月13~15日、HRMOS採用導入企業、ビズリーチメールマガジンの購読者の採用業務に携わる担当者664人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「貴社の採用活動は、オンライン化に対応していますか?」と聞くと、「対応している」(53%)、「対応を検討中」(18%)、「対応していない」(29%)という結果に。

  • 貴社の採用活動は、オンライン化に対応していますか?

また、対応中、対応を検討していると答えた人に「いつからオンライン化対応を本格的に開始しましたか?」と尋ねると、「2020年1月より前」(33%)、「2020年1月から」(3%)、「2020年2月から」(10%)、「2020年3月から」(31%)、「2020年4月から」(23%)という結果だった。

  • いつからオンライン化対応を本格的に開始しましたか?

そして、「採用から入社までの、どのプロセスをオンライン化しましたか?」と聞いたところ、「一部の面談・面接」(63%)、「説明会等の採用イベント」(48%)、「内定通知から入社までのフォロー」(33%)、「すべての面談・面接(最終面談やオファー面談も含む)}(29%)、「入社式・入社後研修」(26%)、「入社手続き等」(24%)、「OB/OG訪問、インターンシップ」(9%)となっている。

  • 採用から入社までの、どのプロセスをオンライン化しましたか?

さらに、「採用活動をオンライン化したところによる、メリットとデメリットではどちらが大きいですか?」と聞くと、「メリットが大きい」(12%)、「どちらかというとメリットの方が大きい」(56%)、「どちらかというとデメリットの方が大きい」(30%)、「デメリットが大きい」(3%)となっている。

  • 採用活動をオンライン化したところによる、メリットとデメリットではどちらが大きいですか?

メリットに関するコメントでは、「遠方の候補者との接点が増えた」「面接等の工数削減・選考のスピード向上につながった」「候補者の管理がしやすくなった」「面接官のフィードバックが管理・共有しやすくなった」などが寄せられた。

そして、デメリットとしては、「職場の雰囲気を伝えることが難しい」「候補者の印象を正確に把握しづらい」「システムや通信の不具合等で、スムーズに面接ができない」「面接官が、熱意や思いを伝えづらい」 「採用イベント等において、オンラインならではのコンテンツ設計が難しい」などの声があった。