15日放送のテレビ朝日系ニュース番組『報道ステーション』(毎週月~金曜21:54~)で、新型コロナウイルス感染で入院しているメインキャスター(月~木曜担当)の富川悠太アナウンサーのコメントが発表された。

テレビ朝日

富川アナは「番組で繰り返し感染予防を呼び掛けていた立場にもかかわらず、このような事態を招き、視聴者の皆様、関係者の皆様に大変なご迷惑をおかけしました。申し訳ございません」と謝罪。「すぐに平熱になったことから、発熱を軽視してしまい、上司や会社に的確に報告せず、出演を続けたことを深く反省しています」と伝えた。

そして、「視聴者の皆様からは、多数のお叱りの電話やメールを会社にいただいていると聞いています。これらを真摯に受け止めたいと思っております」とし、「なお、3月下旬から大人数で飲食する機会もなく、外部での取材もなかったので、感染経路については思い当たることがありません」と説明した。

また、代役を務める小木逸平アナが、「現在も入院中ですが、症状は少しずつ改善しつつあります」と富川アナの病状を伝えた。

この日の番組では、チーフプロデューサーとスタッフの計2人が新型コロナウイルスに感染したことも発表。いずれも40代男性のテレビ朝日社員で、富川アナとの濃厚接触者と認定されている。2人は主に社内での業務を担当しており、外部の人との接触はほとんどなかったという。