●ステージ経験を積んで、余裕も見せられたライブイベント

――2月には2年4カ月ぶりのライブイベント「KING OF PRISM SUPER LIVE Shiny Seven Stars!」「KING OF PRISM SUPER LIVE Shiny Seven Stars!」が開催されました。

盛り上がりましたね。始まっちゃうと止まれないので開演前は緊張していたんですけど、MCを挟まずノンストップだったおかげで、逆に本番中は緊張しなかったです。MCパートがあると言うことを考えないといけないので、「合間のMCパートで緊張が蘇る」っていうのが意外とよくあるんですよ。

――なるほど。いつも以上にパフォーマンスのほうに集中できた、と。

はい。みんなこの4年間でステージ経験を積んできた分、視線を送り合ったりお客さんにアピールしたりする余裕も見せられたかなと。バックステージでは、出番を終えた人が帰ってきたらハイタッチしてお互いに励まし合って、次の人はそれで気合いを入れて「じゃあ俺も行ってくる」って出ていく感じで。とても楽しかったです。

――「ダイスキリフレイン」もフルで初披露されましたが、いかがでしたか?

皆さんが振り付けやコールをやってくださったんですけど、あれだけ広い会場であれだけのお客さんから一斉に「ダイスキ!」って言われて、すごい圧を感じて感動しました。

――最後はちゃんと6人も出てきて、セプテントリオンが集結するという。

そうそう。みんなノリノリでやっていましたけど、振り付けを覚えるのが大変そうでしたね。自分の曲にプラスで「ダイスキリフレイン」を覚えなきゃいけなかったので。僕だけ覚える振り付けが1曲分少なくて、ちょっとズルをしています(笑)。

――印象的なシーンはありますか?

武内(駿輔)くんの「survival dAnce ~no no cry more~」ですかね。めっちゃいい声で「Yeh, Yeh, ……」「Wow, Wow, ……」って言っていて、しかもあのパート、結構長いじゃないですか。ステージ裏でもみんなで一緒に歌っていたんですけど、武内くんの美声が轟いていたので改めて「アレクすげーな」と思いました。

●常に次の目標に向かって走り続けてきたその先は……

――劇場版最新作もライブイベントも大盛況を収めた今、シリーズとして今後やってみたいことをぜひお聞かせください。

やりたいことはいっぱいあって……。たとえば、舞台版って基本的にはアニメのストーリーをベースにしているんですけど、最新の『Shiny Rose Stars』はアプリゲームに出てきたストリートデュオ大会を再構成した、オリジナル脚本をやっているんですね。それをアニメに逆輸入したら面白いんじゃないかなと思います。あとは、聖と仁の兄弟喧嘩問題。いちファンとして仁さんがどうなるのか見てみたいです。

――プリズムショーについてはどうでしょう?

ストリート系はやってみたいですね。シンくんとかルヰくんとか、いわゆるアカデミー系のショーをやっていた子たちがゴリゴリのダンスソングをやるっていうのはすごく興味があります。

――ありがとうございます。最後に、ファンのみなさんへメッセージをお願いします。

これまでの4年間、常に『キンプリ』とともに歩み続けてきて、今は一つ大きな事を終えた満足感があります。みなさんは絶対にもっと『キンプリ』を見たいだろうし、僕もシンくんの新しい一面を演じたい。監督も、まだやりたいことがたくさんあるんじゃないかなと思うんですけど、作り続けていると人間って疲れちゃうので……。いったんお休みをあげてください(笑)。監督には英気を養っていただきましょう。みんなが充電したパワーを次があったときに全部ぶつければ、また面白い作品ができるはずです。みなさんが「もっともっと見たいよ!」っていう気持ちを届けてくださったら、何かしらの形でそれが実現するかもしれませんし、それまではグッズやゲームなどで愛を育んでいただければと思います。いつの日かまたそのお返しができるように頑張ります!

  • 『KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー☆ベストテン-』劇場版主題歌「LOVEグラフィティ」

●「LOVEグラフィティ」

価格:1,500円(税抜)
・収録楽曲
01 LOVEグラフィティ
02 ドラマチックLOVE -ALLSTARS THANKS ver.-
03 LOVEグラフィティ inst.
04 ドラマチックLOVE -ALLSTARS THANKS ver.- inst.