KinKi Kidsの堂本剛が、23日深夜に放送されたラジオ番組『KinKi Kids どんなもんヤ!』(文化放送/毎週月曜24:05~24:30頃)で、最新シングル「KANZAI BOYA(カンサイボーヤ)」の誕生秘話と、堂本光一に対する思いを明かした。

剛によると、「僕と光一くんが初めて出会った日」という記念すべき5月5日に、42枚目のシングル「KANZAI BOYA」をリリースするKinKi Kids。楽曲タイトルは、KinKi Kidsが誕生する前に、故・ジャニー喜多川さんが命名したユニット名となっており、剛は、「僕たちKinKi Kidsが一番最初に、ジャニーさんにつけていただいた名前。ジャニーさん亡き今、その名前が愛おしいななんて(思って)」とその理由を語った。

昨年末に開催されたコンサートツアー「ThanKs 2 YOU」でのコーナー企画の一環として、剛が作詞作曲を担当した同曲。「1コーナーのためだけに、ただ作っただけの曲ではあるんですよ。それを光一が、『これシングルにすればいいじゃん』って言い出して」と、光一からの提案でリリースすることになったことを明かし、「とにかくKinKi Kidsだからこそリリースできる曲になったんじゃないかと。ジャニーさんのモノマネが後半に入ってる曲なので、後にも先にも誰がリリースします?できないと思いますよ(笑)。これをOKしてくれた事務所さんもありがとうです。すごくうれしいです」と、ジャニーズ事務所への感謝を語った。

また、「光一のなかでも、社長が亡くなって消化しきれてないんだよな。それは、隣で見ててすごい分かるんですよ」と話した剛。「こういう作品をリリースすることで、あいつのなかでも区切りじゃないですけど、気持ち的に何かあるんだろうなって思ってるんです。光一くんのためにもっていう言い方はおこがましいですけど、そういう気持ちもあってリリースしましょうっていう形に踏み切ったんですよね」と、光一への思いを吐露しつつ、最後は、同曲のミュージックビデオについて、「めちゃくちゃふざけてます。でも僕は好きですよ。光一くんの楽しそうな感じも好きです」と、明るい声でアピールしていた。