女優の戸田恵梨香がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『スカーレット』(毎週月~土曜8:00~)の最終週「炎は消えない」が、23日から28日まで放送される。

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    『スカーレット』第145回(23日放送)の場面写真

武志(伊藤健太郎)の、器の中で生きている水を表現した作品が完成し、喜ぶ喜美子(戸田恵梨香)。しかし同じ病気で亡くなった高校生からの手紙を受け取って、心情を初めて吐露する武志に、その辛さを改めて思いやる。そんな2人に作品についての意外な気づきが光をもたらし、生きていることを実感する。

信作(林遣都)の発案で、信楽で「みんなの陶芸展」を開くことに。喜美子は陶芸教室の生徒とともに、自らも出品しようと決める。武志もさらに作品を作りはじめる。直子(桜庭ななみ)は武志と真奈(松田るか)をドライブに誘い出し、2人の様子に、お互いを思い合う愛情を見てとる。

一方、喜美子は八郎(松下洸平)とともに、武志と過ごす日々のいとおしさをかみしめる。そして、いよいよ「みんなの陶芸展」。照子(大島優子)の家族をはじめ、草間(佐藤隆太)やちや子(水野美紀)が訪れる。

ジョージ富士川(西川貴教)もやってきて、喜美子が陶芸家として活躍していることを喜んでくれる。ジョージが呼びかけ、大きな紙に「今日が私の一日なら」をそれぞれに書くことになる。変わらぬ日々は特別な一日であるという武志の思いに、喜美子は、みんなで琵琶湖へ行くことを思いつく。

本作は、焼き物の里である滋賀・信楽の女性陶芸家・川原喜美子が主人公。ものを作り出す情熱と喜びを糧に、失敗や挫折にめげずに生きていく姿を描く。

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