紀伊國屋書店は2020年このほど、提供する電子図書館「LibrariE」を導入している学校図書館に対し、期間限定で無償での特定コンテンツ提供を開始した。新型コロナウイルス感染拡大の影響に伴う小中学校、高等学校、特別支援学校の臨時休校の事態に対する取り組みとなる。

  • 「LibrariE」の画面

無償提供の対象期間は2020年4月5日まで。日本電子図書館サービス及びKADOKAWAの協力のもと、「角川つばさ文庫」ほか100点を提供する。配信形態はマルチライセンス(同時接続可能)で、貸出数の制限はないという。

紀伊國屋書店では2007年から学術書を中心とした電子図書館事業を展開しており、2015年より販売を開始した一般書中心の電子図書館「LibrariE」は2020年3月現在で大学59館、学校33館に導入されている。