女優の有村架純が主演を務めた映画『コーヒーが冷めないうちに』が、11日(26:05~28:15)にTBSで地上波初放送される。
2015年の発売以降「とにかく泣ける!」と口コミで広がり、17年には本屋大賞にもノミネートされた同名小説を、シリーズ続編の『この嘘がばれないうちに』とともに映画化。興行収入15億円を記録した。
舞台は、とある街のとある喫茶店。この喫茶店には、店内の“ある席”に座ると、望んだとおりの時間に戻ることができるという不思議な伝説があった。ただ、そのためには守らなければならないいくつかのルールがあった。誰もが一度は経験のある「もしも、あの時に戻ることができたら…」という後悔の思い。様々な思いを抱えた客たちが店を訪れる。
従兄で店主の時田流(深水元基)と喫茶店を切り盛りする時田数を有村架純が演じ、彼女が淹れるコーヒーがきっかけでタイムスリップが起こり、登場人物それぞれのストーリーが始まってゆく。
脇を固めるキャストには、石田ゆり子、薬師丸ひろ子、吉田羊、松重豊など演技派かつ人気俳優陣、さらには波瑠、伊藤健太郎、林遣都、深水元基、松本若菜などのフレッシュな実力派俳優が集結した。
監督は『リバース』、『重版出来!』、『Nのために』、『夜行観覧車』などTBSで幅広いジャンルのヒットドラマの演出を多数手掛け、2018年には『アンナチュラル』、『中学聖日記』、2019年には『グランメゾン東京』で高い評価を得た塚原あゆ子氏。今作が映画監督デビュー作となった。
(C)2018「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会