かつては便利な携行食であり、お弁当の定番であり、お母さんの味の代表格であった"おにぎり"。今ではコンビニでいつでも簡単に買うことのできる、お手軽な軽食としても広く親しまれている。

そのコンビニの店頭には常時30種類程度のおにぎりを揃えているというが、さて、それではみなさんが「最も好きなおにぎりの具」は、いったい何だろう。今回はマイナビニュースの男女会員510名にアンケートを実施、人気のトップ10を発表しよう。

  • あなたが最も好きなおにぎりの具は?

Q.あなたが最も好きなおにぎりの具は?

1位「ツナ、ツナマヨネーズ」(16.7%)
2位「しゃけ」(15.9%)
3位「明太子」(12.4%)
4位「梅干し」(7.5%)
4位「昆布」(7.5%)
6位「かつお」(5.5%)
7位「たらこ」(5.1%)
7位「いくら」(5.1%)
9位「天むす」(4.1%)
10位「海老マヨネーズ」(3.7%)

Q.その理由を教えてください

■「ツナ、ツナマヨネーズ」

・「ツナマヨおにぎりを初めて食べた時に、そのおいしさにとりこになりました」(63歳男性/教育/その他技術職)
・「コンビニのおにぎりで、安くてその割に美味しいのがツナマヨなので。ツナとマヨネーズの組み合わせが最高に好きです」(43歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「ツナとマヨネーズがとても好きだからです。パサパサしていなく、ご飯に合っていて食べやすい」(50歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「適度にツナの風味がする油が入っているから。あっさりしているおにぎりもたまにはいいですが、やはりツナマヨネーズです」(39歳男性/その他/メカトロ関連技術職)
・「定番でハズレがない。おにぎりの具以外だと、意外と食べる機会がない」(33歳女性/建設・土木/事務・企画・経営関連)
・「昔から食べていてふと食べたくなることがあり、自宅で似たように作るが同じ味にならず、欲しくなる」(30歳男性/リース・レンタル/営業関連)
・「マヨネーズの旨味が大きいです。マヨネーズ、ツナ単体ではかなり物足りなく、混ぜることで美味しさが二倍、三倍となるので好きです。コンビニで初めて買い、食べてみて衝撃を受けたのを覚えています」(57歳男性/その他/その他・専業主婦等)

■「しゃけ」

・「子供の頃から、おにぎりと言えば一番はしゃけでした」(45歳女性/専門店/事務・企画・経営関連)
・「失敗がないから。そのほかのは、メーカーや具材の出来で差が出ている」(57歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「少し塩味が効いたしゃけのおにぎりが最高。基本、魚が好きで、おにぎりの具としてはやはりしゃけ」(63歳男性/建設・土木/建築・土木関連技術職)
・「塩鮭のうまみとご飯が最高に合います。北海道出身なので、おにぎりといえばシャケでした」(59歳女性/官公庁/事務・企画・経営関連)
・「適度な塩気と焼き鮭の風味がお米と合っている。大きな、ごろっとした焼き鮭を真ん中に入れるのが一番好き」(67歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「しゃけと言ってもピンキリだとは思いますが、最低限でもまあまあ食べられるし、美味しいものは本当に美味しい! でも、ほかの具も好きな具が沢山あります!」(54歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「子供の頃、親がにぎったしゃけのおにぎりの味が忘れられない」(56歳男性/サービス/技能工・運輸・設備関連)

■「明太子」

・「しっかりとした味の濃さと、辛味で食が進む」(61歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「ツナマヨも梅干しも好きですが……やはり明太子が一番好きです。ピリ辛なところが良いです」(44歳女性/教育/専門サービス関連)
・「魚卵が好きで、特に程よい塩辛さとプチプチ感が食欲をそそるので」(63歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)
・「辛い物が好きなのと、おにぎりには海鮮物が合うと思うから」(51歳男性/精密機器/IT関連技術職)
・「長らく福岡に住んでいて、明太子が大好きだから」(47歳男性/フィットネスクラブ/事務・企画・経営関連)

■「梅干し」

・「すっぱさ、懐かしさ、やっぱり定番」(47歳男性/海運・鉄道・空輸・陸運/技能工・運輸・設備関連)
・「梅干しが好物なので、おにぎりの具でも大好きです。酸っぱさがご飯にぴったりだと思います」(47歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「塩むすびを除けば一番シンプルで、どんなおかずにも合う。酸っぱいものが好きで、梅干しも大好きなので」(58歳女性/繊維・アパレル/販売・サービス関連)
・「昔からおにぎりの具と言えば、梅干しと決まっているから。夏場も食中毒予防になるし、梅干しの酸っぱさがたまらない」(51歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「梅干しが大好きだし、おにぎりの定番と言えば梅干しだと思います。殺菌力もあり、腐りにくくする作用があるので、おにぎりには梅干しが一番合っていると思います」(51歳女性/その他/その他・専業主婦等)

■「昆布」

・「かつおと昆布のどちらかで迷いましたが、味の濃さで昆布にしました」(72歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「昆布の佃煮はおにぎりだけでなく、弁当の白ご飯に乗っかっているだけでも最高のおかずになります」(51歳女性/専門店/販売・サービス関連)
・「甘みとコクとしょっぱさが入り混じっていて、落ち着く味だから」(59歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「シンプルですが飽きがこなく、安くて最高です! 海藻類はアルカリ性食品で、血液に良いことばかりです」(51歳男性/ソフトウェア・情報処理/営業関連)

■「かつお」

・「子供のころから食べなれていて、おにぎりを食べている実感がある」(48歳男性/その他/技能工・運輸・設備関連)
・「子供の頃から鰹節のおにぎりを食べていたので、懐かしく感じる」(55歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「貧しかった時に、いつも食べてた味。昔から飽きない味です」(61歳男性/その他/その他・専業主婦等)

■「たらこ」

・「塩分がちょうどよく、何度食べていても飽きない」(34歳男性/教育/専門サービス関連)
・「焼いたものでも、半生でも生でも美味しい」(58歳男性/流通・チェーンストア/販売・サービス関連)
・「白ご飯に、たらこの独特の塩味とつぶつぶの食感がたまらない」(67歳男性/その他/その他・専業主婦等)

■「いくら」

・「元々寿司ネタとしても好きで、食感がたまらない」(31歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「プチプチ食感と塩味、パリパリの海苔の食感とかのハーモニーが好きです」(40歳女性/食品/技能工・運輸・設備関連)
・「贅沢な感じがするので」(32歳女性/金融総合グループ/事務・企画・経営関連)

■「9〜16位」

・「天むす: タレがご飯に軽くなじんだ感じと、えびの天ぷらとご飯のバランスがよい。食べ応えがある」(40歳男性/通信関連/営業関連)
・「海老マヨネーズ: カリッとしたエビの食感を楽しめて、マヨネーズとの絡み、味の相性がとても良い」(59歳男性/その他金融/営業関連)
・「赤飯: ちょうどいい『塩分』量、かつ『小豆や黒ゴマ』が入っているおかげで、『風邪・インフルエンザ・新型コロナヴァイルス』の予防ができる『栄養素』が十分摂取可能なため」(49歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「高菜: 会社勤めをしていた時の昼ごはんに、近くのホカホカ弁当でよく高菜弁当を買って食べた思い出がある」(68歳男性/その他/その他・専業主婦等)
・「すじこ: すじこ自体が好きで、ご飯との相性がよい」(53歳男性/ホテル・旅館/販売・サービス関連)
・「チャーハン: どこを食べても、温かくなくても美味しい」(49歳女性/広告・出版・印刷/その他・専業主婦等)
・「焼きおにぎり: しょうゆの香ばしい味がして美味しい」(25歳女性/その他/その他・専業主婦等)
・「鶏そぼろ: そぼろが美味しい」(34歳女性/不動産/事務・企画・経営関連)

■総評

調査の結果、「最も好きなおにぎりの具」の1位に輝いたのは、16.7%を集めた「ツナ、ツナマヨネーズ」となった。以下、僅差での2位が「しゃけ」(15.9%)、3位「明太子」(12.4%)、4位「梅干し」「昆布」(各7.5%)までがトップ5となる。

以下10位までに、6位「かつお」(5.5%)、7位「たらこ」「いくら」(各5.1%)、9位「天むす」(4.1%)、10位「海老マヨネーズ」(3.7%)がランクインし、全体に魚介・魚卵の強さが目立つ結果となった。「天むす」と「海老マヨネーズ」はやや豪華な印象だが、それ以外は馴染みのある、昔ながらの定番と言っていいメニューだ。これは、コンビニのおにぎりコーナーの棚の顔ぶれとおおよそ一致した結果であると言えるだろう。

次にそのアイテムを選んだ理由を聞いたところ、「美味しい」「好み」「ご飯に合う」などと同時に、上位のものにはいずれも「定番」「昔ながら」「安心の味」「懐かしい」などのフレーズが多く見られた。やはり、日本人にとっておにぎりはどこか懐かしい、郷愁を誘う食べ物なのかもしれない。

今回、「ツナ、ツナマヨネーズ」を選択した理由の中に「食べ慣れている」「昔から好き」などと並んで、「初めてコンビニで買って食べた時は衝撃だった」「おにぎりの具以外だと意外と食べる機会がない」「家庭ではあの味が出せない」などのコメントが見られるのは、「ツナマヨ」に出会ったタイミングによっても受け取りが異なっているという証明でもある。「ツナ、ツナマヨネーズ」は、それまで家庭のものだったおにぎりが街なかへと歩み出した、記念すべき商品と言えそうだ。

おにぎりは、コンビニ各社にとっては売上げの大きな部分を占める戦略的な商品であり、味や品質の向上に余念なく、新商品の開発に日々しのぎを削っている。毎月のように登場するニューアイテムは健康志向やビッグサイズなど、その時々のトレンドを意識したものも多い。

一方でおにぎりは、それを握ってくれた人の愛情や温もりを直に感じられる、とても"個人的な体験"を育んでくれる食べ物でもある。今回のアンケートでは、お母さんが遠足や試験の日に持たせてくれた思い出などを語るコメントも見受けられ、日本人にとっておにぎりがいまだ"特別な存在感"を持つ食べ物であることを、図らずも実感させられる内容となった。

調査時期: 2020年2月21日
調査対象: マイナビニュース男女会員
調査数: 510人
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません