大手カレンダーメーカーのトーダンは、東京都交通局が運行する東京さくらトラム(都電荒川線)の車両(8804号)を使用しての車両ラッピング広告を実施。「トーダン暦(こよみ)号」として、3月4日から運行開始している。

  • ラッピング車両「トーダン暦号」イメージ

トーダンの本社は東京都荒川区にあり、本社前を東京さくらトラム(都電荒川線)の電車が走る環境にある。今回の車両ラッピング広告に、「カレンダーメーカーとして、地元の方々に親しまれるラッピングで日本の文化や歳時記に興味を持ってもらい、暦を使って日々の暮らしを豊かにしてもらいたい」とのメッセージを込めたという。

ラッピング車両「トーダン暦号」では、トーダンのロングセラー商品「ちょっと和なかれんだー」シリーズに使用しているイラストから、タケノコ(5月)・月見団子(9月)といった日本の文化や季節感が感じられる図柄を12カ月分選び、車体中央に配置した。

  • 12カ月分のイラスト

  • トーダン公式キャラクター「暦花蓮」

縁起物の招き猫を乗車口の横に描き、暦を通して日本の文化や神事をPRするトーダン公式の巫女キャラクター「暦花蓮(こよみかれん)」を降車口の横に描いた。「トーダン暦号」の運行期間は2021年3月3日までとなっている。