成田空港高速鉄道とJR東日本千葉支社は28日、成田空港駅と空港第2ビル駅のJR線ホームで整備を進めていた昇降式ホーム柵に関して、3月17日初列車から空港第2ビル駅、3月19日初列車から成田空港駅で使用開始すると発表した。

  • 成田空港駅・空港第2ビル駅で整備する昇降式ホーム柵(JR東日本千葉支社提供。写真は空港第2ビル駅にて撮影)

  • ロープが下りている状態(JR東日本千葉支社提供。写真は空港第2ビル駅にて撮影)

  • 列車のドア開閉に合わせ、ロープが昇降する(JR東日本千葉支社提供。写真は空港第2ビル駅にて撮影)

成田空港高速鉄道は国および成田市からの補助を受け、国内外からの利用者や移動制約者がより安全にホームを利用できるように、成田空港駅と空港第2ビル駅で昇降式ホーム柵の整備を進めてきた。JR東日本においても、利用者と列車の接触事故や線路への転落事故を防止する対策としてホームドアの整備を進めており、今回がJR東日本の営業路線では初という昇降式ホーム柵の本導入となる。

空港第2ビル駅のJR線ホームに整備された昇降式ホーム柵は3月17日の初列車から使用開始。成田空港駅では1・2番線のJR線ホームにて、3月19日の初列車から昇降式ホーム柵の使用を開始する。