日本トレンドリサーチはこのほど、「プレミアムビール」についての調査結果を発表した。同調査は2月9日~17日、全国の20歳以上の男女1,804名を対象に、インターネットで実施した。

  • プレミアムビールの総合満足度評価

プレミアムビールを飲んだことがあるか尋ねたところ、「ザ・プレミアム・モルツ(サントリー)」(13.1%)が最も多く、「ヱビスビール(サッポロ)」(12.7%)、「一番搾りプレミアム(キリン)」(8.1%)、「ドライプレミアム豊穣(アサヒ)」(5.2%)が続いた。

「飲んだことがある」と回答した各プレミアムビール回答者239名を対象に、それぞれのビールの「価格」「味」「香り」「泡」「総合的な満足度」についての評価を調べた。

総合満足度を10点満点で評価してもらったところ、平均点は「ヱビスビール」(7.527点)が最も高く、「ザ・プレミアム・モルツ」(7.515点)、「一番搾りプレミアム」(7.469点)、「ドライプレミアム豊穣」(7.096点)という順になった。

1位の「ヱビスビール」の評価としては「これこそビールと思わせるような味」(50代・女性)、「価格を除けば満点といえるプレミアムビールの開拓者」(70代・男性)、「クラシカルなビールでおいしい」(40代・女性)といった声が挙げられた。

2位の「ザ・プレミアム・モルツ」の評価は「独特に風味と泡のバランスがゆっくり味わって飲むこともできる」(30代・男性)、 「飲んだ時のまろやかさは抜群」(50代・男性)、「お酒が苦手(特にビール)だが美味しく飲むことができた」(30代・女性)などだった。

3位の「一番搾りプレミアム」には、「喉越しが良く程よい苦みがある」(30代・男性)、「香ばしくておいしい。」(40代・男性)、「泡の質感はすぐれている」(50代・男性)といった評価が寄せられた。

4位の「ドライプレミアム豊穣」の評価は、「ドライと比べて味・香りが良くなっている」(70代・男性)、「癖が少なく誰が飲んでも美味しいと思うと思うから」(40代・男性)、「スーパードライ系特有のすっきりさの中に、コクとうまみがある」(70代・男性)となっている。