ユニクロ、Tシャツブランドの春夏コレクションを発表 - キングダムなども

ユニクロはこのほど、グラフィックTシャツブランド「UT」の2020年春夏コレクション展示会「UT 2020:CULTUAL CROSSING」を都内で開催。2020年の「UT」の多彩なラインアップをいち早く紹介した。

「UT」の2020年春夏コレクション展示会「UT 2020:CULTUAL CROSSING」が開催された

日本のポップカルチャーを発信

「UT」は歴史に名を残すアーティストや新進気鋭のアーティストとコラボレーションし、アート、音楽、映画など現代の空気感を捉えた旬なポップカルチャーを多様なグラフィック、色、フォルムで表現したTシャツブランド。個性を自由に表現できるLifeWearとして、圧倒的なラインナップの幅広さが特徴のひとつとなっている。2020年春夏コレクションでは毎年人気のシリーズを拡大し、1,000柄以上が登場する。

世界から東京に注目が集まる2020年の「UT」では、「東京」や「和」のモチーフを各アーティストがデザインに盛り込んだ“NEO-MIYAGE”など、世界の多彩なアーティストたちの作品も集結した。

漫画やアニメ作品など日本のポップカルチャーをテーマにしたコレクション「MANGA UT」の新作では、日本が誇る漫画雑誌「りぼん」や「週刊ヤングジャンプ」の人気作品とコラボ。今年65周年を迎える「りぼん」の中でも『ちびまる子ちゃん』など誰もが知る名作や、『キングダム』や『ゴールデンカムイ』など若い世代にも馴染みのある作品をデザインしたTシャツを展開する。

手塚治虫氏や赤塚不二夫氏、しりあがり寿氏といった日本を代表する人気漫画作家により描かれたミッキーをあしらった「Mickey Manga Art」も存在感を発揮しているほか、「ガンプラ」40周年を記念したTシャツでは、付録としてオリジナルのプラモデルがついてくるという趣向も用意。歴代のウルトラヒーローと怪獣が揃う「ウルトラマン」など、日本のポップカルチャーを「UT」を通じて世界に発信していく。

日本のポップカルチャーをテーマにしたコレクション「MANGA UT」では『キングダム』などの作品のTシャツも販売される

定番人気コレクションを拡大、アーティストとの新コラボも

スタビロ、トンボ鉛筆といった文房具や食品など、さまざまな日用品とコラボした “The Brands”も、UTの中でも定番人気のシリーズのひとつ。世界の名品をフィーチャーしたブランドコラボレーション「The Brands Masterpiece」では、「デロンギ」「ダルトン」「instax“チェキ”」などの長年愛されているアイテムとのコラボに注目だ。

おなじみのブランドもかわいいTシャツに

同じく、名作映画とのコラボTも毎年高い人気を誇っている。女性をエンパワーするヒロインたちを描いた映画とコラボレーションする「WOMEN IN MOVIES」では、『プラダを着た悪魔』や『ラ・ラ・ランド』、『フラッシュダンス』の名シーンやセリフをキャッチーなグラフィックプリントで再現。「Sci-Fi Movie Collection」では、『マトリックス』や『ブレードランナー 2049』など、想像力をかき立てる近未来的な世界観をメンズTシャツのデザインに落とし込んでおり、普段使いもしやすそうだ。

名作映画のワンシーンも再現

またアーティストとのコラボでは、グラフィックデザインの巨匠であるピーター・サヴィル氏の名作を、オーバーサイズTシャツにのせたストリートの空気を纏う至極のファッションアイテムがラインナップ。「ハローキティ(HELLO KITTY)」をはじめとするサンリオキャラクターのグラフィックを採用した、アートディレクター・吉田ユニの手による新作Tシャツも展開する。