俳優の濱田龍臣が主演する福岡放送開局50周年スペシャルドラマ『天国からのラブソング』(3月15日15:00~16:55、BS日テレ 3月20日19:00~20:54)のポスタービジュアルが24日、公開された。

『天国からのラブソング』ポスタービジュアル=福岡放送提供

自分が死んだ後、ひとり残される妻のために未来のラブレターを書き続け、それを部屋のあちこちに隠していた祖父・光井浩をイッセー尾形が、かたや自分の殻を破るために、音楽好きだった亡き祖父とのセッションを望む孫・光井天星を濱田が演じる同ドラマ。

このポスタービジュアルは、濱田を中心に、市毛良枝、西尾まり、矢本悠馬、田山涼成、吉岡秀隆、イッセー尾形といった共演陣と、原作エピソードを発掘した番組『発見らくちゃく!』MCの斉藤優(パラシュート部隊)が配されたデザインだ。

キャッチコピーは「じいちゃん、ごめん。死んでも愛する人を笑わせ続ける―ウソのような感動の物語」で、大切な人と一緒に過ごせることがいかに奇跡的なことで、また見過ごされがちか、というドラマのテーマが表現されている。

藤谷拓稔監督は「自分がどれほど大きな愛を注がれていたのか。その時は子ども過ぎて分からず、気づけた時にその人はもういない。そういう経験、誰しもあると思います。僕自身、実家でお年寄りに囲まれて育ったので、子どもながらに酷いことを言ってしまい、それを謝ることができないままお別れした経験がたくさんあります。いまだに思い出すと胸が痛くなる後悔。天星(濱田)ももう一度おじいちゃんに会えたらこれが一番言いたいことだと思います。この『ごめん』にはそんな大切な人に向けての『ありがとう』の想いを込めました。このドラマを見て、あなたの大切な人を想い出してください」と話している。

なお、場面写真が毎日更新されるウェブサイトもオープンした。