女優の堀田真由、俳優の望月歩、笠松将が、フジテレビの動画配信サービス・FODの連続ドラマ『いとしのニーナ』(今春配信予定)に出演することが決まった。
いくえみ綾氏の同名漫画が原作のこのドラマは、幼なじみが起こしたある拉致事件をきっかけに、憧れの美少女・ニーナのボディーガードをすることになった高校生・厚志(岡田健史)の不器用だけど純粋でまっすぐなラブストーリー。
堀田は、厚志が恋心を抱くヒロインで、美少女の高校生・青田新名(通称ニーナ)。望月は、通学時に見かけたニーナに一目ぼれし、拉致事件を起こしてしまう厚志の親友・押川正行。笠松は、厚志とマサの同級生で、ニーナを拉致するようマサに指示する暴力的な性格の不良・牛島清貴を演じる。
堀田は「初めてこの作品を手に取ったときには、拉致という言葉にどこか非現実さを感じました。しかし、読み進めていくうちに、日々人と人が生きていく中で形は違えど傷つけそして許し合う、そんなリアルさが本作と重なり合い人間の儚さと強さを痛感しました。以前からいくえみ綾さんの作品を読ませていただいていた身からすると青田新名という役を私に託してくださったことは恐れ多くも本当に贅沢な時間でした。キャスト、スタッフの皆さまの手をお借りしながらも私なりに役へ息を吹き込ませていたのでぜひ、放送を楽しみにしていただけるとうれしいです!」とコメント。
望月は「親友を妬んだり事件を起こしてしまうような捻くれてる性格ですが、どこか憎めなくて、そういうところも高校生らしい脆さだったりするのかなーと考えながら演じさせていただきました。あっつのように真っ直ぐな岡田さん、共演数が多く心許せる堀田さん、現場の空気を温めてくださる笠松さんとそのほか多くの共演者、スタッフの方々、ほんとに現場が温かく幸せでした。作品の中にこの温もりがつまってると思います」と話し、笠松は「卒業式に、母と“今日で最後の制服か”と話しながら玄関を出て、9年が経ちます。お母さん、まだ制服を着ています。不思議な恋愛青春群像劇になっていると思います。ぜひFODで」と呼びかけている。