興行収入37.6億円を記録した大ヒット映画『翔んで埼玉』が、第43回日本アカデミー賞の最多12部門で優秀賞を受賞したことを記念し、3月6日と13日に復活上映されることが22日、明らかになった。

  • 二階堂ふみ、GACKT

    『翔んで埼玉』でW主演を務めた二階堂ふみ(左)とGACKT (C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会

復活上映が決定したのは、埼玉の3カ所と劇中で埼玉の“首都”となっている池袋の計4カ所。3月6日に池袋・グランドシネマサンシャイン、埼玉・MOVIXさいたま、3月13日に埼玉・イオンシネマ越谷レイクタウン、イオンシネマ熊谷にて上映される。詳細は各劇場の公式サイトへ。

本作は『パタリロ!』などで知られる漫画家・魔夜峰央氏の同名漫画を原作に、『テルマエ・ロマエ』シリーズや『今夜、ロマンス劇場で』を手掛けた武内英樹監督がメガホンを握った。物語の舞台は、埼玉県民が東京都民から迫害を受けている世界。東京都知事の息子・壇ノ浦百美(二階堂)はアメリカ帰りの謎の転校生・麻実麗(GACKT)と惹かれ合うも、実は埼玉県出身の麗は埼玉解放運動に身を投じていく。

昨年2月22日から全国319スクリーンで公開され、直後から週末興行ランキング1位を獲得した本作。「『現代用語の基礎知識』選 2019ユーキャン新語・流行語大賞」ではノミネート30語に選ばれ、今月8日の地上波初放送は平均視聴率16.7%を記録(ビデオリサーチ調べ、関東地区)するなど、“翔んで埼玉”旋風が続いている。