JR東日本と鉄道会館は3月9・10日、北海道新幹線から直送した鮮魚類や弁当などを販売するイベントを東京駅前「KITTE丸の内」で開催する。

  • 早朝に水揚げされた魚介類を北海道新幹線で東京に運ぶ(イメージ)

両社はこれまでにも、各地の特産品を新幹線で東京駅へ運び、販売するイベントを開いてきたが、北海道新幹線を活用するのは今回が初とのこと。噴火湾で早朝に水揚げされた新鮮な魚介類を新函館北斗駅から新幹線に積み込み、東京駅で荷下ろししてイベント会場に運び、そのまま販売する。販売時間は3月9日の11~19時、3月10日の11~18時となる。

鮮魚のほか、北海道キヨスクの「駅弁の函館みかど弁当工場」がこの企画のために開発したオリジナル弁当「北海道海鮮弁当(仮)」も販売。素材そのままのうまみを堪能できるようにスチーム調理した棒ズワイガニとホッキ貝、自家製味付数の子をメーンに数種類の海鮮食材を盛り込んだ弁当になる予定だという。

  • 販売する鮮魚イメージ(ボタンエビ)

  • 「北海道海鮮弁当(仮)」開発中イメージ

会場では、4月24日にオープンする民族共生象徴空間「ウポポイ」や道南エリアの観光PRも実施。3月9日にはオープニングセレモニーも行う。詳細は3月に発表される。

イベントに合わせ、東京駅構内の一部飲食店では北海道の食材を使ったオリジナル限定メニューの提供を3月9日から期間未定で実施する。イベントの2日間は、新幹線で運んだ食材を使った限定メニューを提供する予定となっている。