元SMAPの中居正広が21日、都内で会見を開き、3月いっぱいでジャニーズ事務所を退所することを発表。昨年7月に亡くなったジャニー喜多川さんへの思いを聞かれた場面で、ジャニーさんの遺骨をポケットに忍ばせていることを明かした。

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    ジャニー喜多川さんの遺骨を入れた小瓶を披露する中居正広

中居は、ジャニーさんへの思いを聞かれると「僕なんかの世代はちょっと厳しいというか、怖い存在の人だった。いろいろなことを教えてもらいましたし、人間的にも、ショーを作るにあたっても教えてもらった」と答え、「一人前になるというか、一つ階段を上がると、そのタレントから急にひいてしまう。大人になっていくとジャニーさんと会う機会もなくなる」と話した。

そして、「とっておきのエピソードをお話ししましょうか」と切り出し、「今日はこういうの初めてじゃないですか。理想があれば準備できるんですけど、会見の成功は何かわからない。神頼みとかするほうじゃないですけど、これをポケットに忍ばせてきました。ジャニーさんの骨です」と遺骨を入れた小瓶を披露。「僕(葬儀に)行けなかったので、滝沢(秀明)くんに『骨をかっぱらってきて』って言ったら、かっぱらってきてくれました」と説明した。

「『力をくれ』って思いながらポケットに入れたんですけど、まだ力くれてない」と笑い、「滝沢もかっぱらったらしいですよ」という情報も。ちなみに、家ではもう少し大きな瓶に入れているそうで、「うちのパパの隣にあります」と明かした。さらに、ジャニーさんからどんな声が聞こえてきそうか聞かれると、「YOU、最悪だよ」と回答。「『おはようございます』っていうような挨拶みたいなものなので」と補足した。

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