お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志が、1月19日に東京・フジテレビ湾岸スタジオで行われたトークイベント『久保みねヒャダこじらせライブVOL.27』の夜公演に出演し、“ジャンガジャンガ”の誕生秘話を明かした。
漫画家の久保ミツロウ、エッセイストの能町みね子、音楽プロデューサーのヒャダインによる同イベント。アンガールズの代名詞であり、コントのブリッジとして披露される“ジャンガジャンガ”だが、もともとはギター演奏だったのだという。
田中は、ロッチのコカドケンタロウが当時、吉良博之さんと組んでいたギャルソンズというコンビとアンガールズで「ギャルガールズ」というイベントを行っていた時期があったそうで、「その中でコカドくんと俺と山根(良顕)の3人でショートコントをやって、その間にギターで“ジャンガジャンガジャンガジャンガ”って流してたんです。その“ジャンガジャンガ”のメロディーを作ったのは吉良くんなんです」と説明。
「吉良くんが芸人はつらいということで、(ギャルソンズが)解散したんですけど、ショートコントをやりたいので、2人でできるネタをやるんですけど、ギターがいなくなったから、“ジャンガジャンガ”って口で言うようになったんです」と明かした。
ちなみに、両手を広げて元に戻す独特のポーズは「プロレスの武藤敬司さんのポーズをやってたんですよ。でも、しんどいなってなって、『1回広げて戻すだけでいいんじゃない?』って言って」と、オリジナルのものになったそうだ。
そんな誕生秘話を聞いた久保は「ジャンガジャンガを教えてくれませんか?」と志願。即席でショートコントを考え、久保と田中が“クボガールズ”を組んで実践することになったが、久保は上手に“ジャンガジャンガ”を決めることができたのか。そのやり取りを見て、能町とヒャダインは座り込んで爆笑し、観覧客に涙を流す人が出るほどの大盛り上がりとなったのだが、果たして…。
この日のライブの模様は、フジテレビなどであす22日(深夜2:15~)に放送され、後日、同局の動画配信サービス・FODで配信。次回のライブは22日に行われ、夜公演にはハライチの岩井勇気が緊急登板。その次のライブは3月29日に開催され、夜公演では清水ミチコを迎える。