働き方の多様化や働き方改革とともにオフィスウェアのカジュアル化が進み、セットアップスーツ以外の恰好で仕事をしている人も増えました。服装の自由化が進んだ一方で、自由すぎて何を着て行ったらよいのか、なにがカッコいいのかわからなくなっているビジネスパーソンも多いハズ。

  • UNBUILT TAKEO KIKUCHIでビズカジスーツをオーダー

そんなビジネスパーソンに、TPOに合わせた幅広いビジネスカジュアルを提案しているのが、「UNBUILT TAKEO KIKUCHI」(アンビルト タケオ キクチ)。コンセプトは「自分にフィットする」「無駄のないスマートな生活」で、既製品とオーダーの垣根を意識させないスーツづくりを行っています。

  • アクセスしやすい渋谷駅南口近くに路面店を運営

今回は、若手ビジネスパーソンの初めてビズカジスーツ」をテーマに、UNBUILTの店員さんににアドバイスを頂きながらオーダーメイドを体験してきました。「普段着ているスーツとちょっと違うカジュアルなスーツが気になっている」という方は、ぜひ参考にしてください。

UNBUILT TAKEO KIKUCHIの特長は?

UNBUILTの最大の特徴は、「アンビルトコンテナ」と呼ばれるクローゼットにシーズンごとのトータルコーディネートをまとめて提案していること。ファッションに自信がない人や、なにを着たらいいかで悩みたくない人でも、TPOに合わせたUNBUILTがコーディネートしたアイテムをまとめて購入することができます。

  • 店員さんがアンビルトコンテナをもとにわかりやすく説明

価格は、2ピーススーツなら39,000円(税別)から。手軽に試せる価格も魅力の1つです。また一度店舗で採寸すれば、以後はその体型データをもとにしてネットからスーツやジャケットをオーダー可能です。

2ピース/3ピーススーツのほか、ジャケットやパンツ、ベスト、シャツなどの単体オーダーも可能です。このほか、UNBUILTがセレクトしたトップスやシューズ、バッグ、時計、アクセサリーなども購入できます。

2019年現在は渋谷に店舗を構えており、渋谷駅新南口からほど近い立地はアクセスも良好。午前11時から午後8時までと比較的営業時間が長いため、仕事帰りのビジネスパーソンでも足を運べそうです。この店舗の立地もあり、IT系企業に勤めるエンジニアやデザイナーの利用も多いといいます。

幅広く使える厳選素材を用意

さっそくスーツの素材を選んでいきましょう。UNBUILTはしっかりしたビジネスシーンで使える素材だけでなく、カジュアルな素材感を活かした幅の広く使えるビジネスウェアの提案を得意としています。

  • シャツ以外の洋服とのスタイリングも提案してくれる

秋冬のお奨めはコーデュロイや機能性の高いテック素材などだそうで、カチっとしたスーツよりも1~2段ほどくだけた雰囲気のジャケットを作ることができます。ビジネスシーンだけでなく、プライベートで使うファッションアイテムとして購入する方も多いそうです。

  • 各生地は直接触れて確認可能

カジュアルな装いはスタイリングが難しそうですが、「アンビルトコンテナ」にセットアップ例がありますので、こちらも参考にしながら選んでいきました。

  • セットアップをまとめて確認できる「アンビルトコンテナ」

今回はテックデニムのグレーで作ることにしました。ちなみに江口さんが来ているのが8Wコーデュロイのカーキです。なお、テックデニムのネイビーは非常に人気が高く、訪問時に生地が売り切れてしまっていました。選んだのはグレーでしたが、完売と聞くとそちらも欲しくなってしまいますね。

  • ストレッチ性のあるデニム調生地「テックデニム」


テックデニム

テック素材のひとつ「テックデニム」は程よい光沢があるデニム調の生地で、シャープなシルエットでキレイ目の着こなしができながらも、独特の素材感と高いストレッチ性があるため、幅広いシーンで着回せそうです。


8Wコーデュロイ

よりカジュアルに降った素材が「8Wコーデュロイ」です。コーデュロイ特有の質感が際立つ、少し太めの幅の綿100%素材となっており、しっかりとした張りが特徴。冬のハイネックコーディネートと相性が良く、スマート/ルーズ両方のシルエットに合います。

WORLD Premium Clubに登録

サイズのオーダーやカスタマイズを行うためには、アパレルメーカー、ワールドの会員システム「WORLD Premium Club」への会員登録が必要。ワールドが展開する様々なブランドで共通して利用することができます。会員になるとワールド オンラインストアで使える送料無料・返品送料無料クーポンもゲット可能。あらかじめ会員登録をしておけばスムーズにお買い物ができるでしょう。

  • サイズのオーダー、カスタマイズを行うための会員登録

また来店予約をしておけば待たずに利用できますが、実際にはフラっと店舗に入って、気に入ったコーディネートを見つける流れで採寸や購入まで進む方も多いそう。トライアルで生地サンプルを持って帰るサービスも実施していますので、自宅に戻ってじっくり考えてもOKです。

個性的なカスタマイズ

生地を選んだら、カスタマイズを選んでいきます。ジャケット、パンツ、それぞれのカスタマイズ個所は次の通り。


カスタマイズ個所

  • ジャケット:ジャケットモデル、ラペル、ボタン数、裏仕様、裏生地色、ベント、ポケット、ボタン、ネーム刺繍、袖口本切羽、ハンド風ステッチ、フラワーホール配色

  • パンツ:パンツモデル、ポケット、ボタン、カフス、リントラク加工、裏地

オーダースーツだけにさまざまなカスタマイズが行えますが、UNBUILTのスーツは全体的な雰囲気で魅力を伝えるブランド。伝統的な細かい造形よりも、「ジャケットモデル」「裏生地色」「ボタン」「パンツモデル」に重点を置いてカスタマイズすると特徴的なジャケットを作ることができるそうです。


ジャケットモデル

  • スタンダード:肩パッドの入った型崩れしにくいモデル。一般的なウールなどに
  • コンフォート:肩パットを廃したオン/オフ両用モデル。コットンや合成繊維と合わせるとカジュアル
  • ドロップショルダー:ほぼ裏地をつけないカジュアルなモデル。ルーズなシルエットが魅力

今回はビジネスでもカジュアルでも使いたいので、コンフォートを選択しました。

  • 全体のイメージ大きく変える「ジャケットモデル」


裏生地色

  • レギュラー:一般的な合成繊維を使った生地
  • メッシュ:通気性に優れた生地
  • カモフラージュ:迷彩柄の生地
  • ネオンカラー:ヴィヴィッドな色遣いの生地
  • キュプラ:吸湿性や肌触り、静電気の起こりにくさに優れたストライブ柄生地
  • グレンチェック:グレーのチェック柄生地

UNBUILTならではのカジュアルなスタイリングを狙うなら、やはりカモフラージュかネオンカラーがグッと目を引きます。今回はネオンカラーのイエローを選んでみました。

  • 裏生地にはインパクトのあるラインアップが多数


ボタン

  • レギュラー:ポリエステル素材を使ったボタン。全5色
  • ナット:椰子の実を加工した経年変化で味わいが出るボタン。全3色
  • :貝殻を加工した光沢のあるボタン。全2色
  • 水牛ー:水牛の角を加工した重厚感と高級感のあるボタン。全1色

ここまでカジュアルなカスタマイズを行ってきましたので、レギュラーのホワイトを選んでポップな印象にしました。

  • ジャケットの表情が変わるボタン選び

なお、ネーム刺繍ではクラシカルなオーダースーツで一般的な筆記体だけでなく、活字体を選択することができます。刺繍がチラ見えしたときにグッと印象付けられそうですね。

  • 刺繍のフォントに活字体を選べるのが新しい

パンツの特徴的なカスタマイズとして「パンツモデル」があります。ノータック、ワンタックといった一般的なカスタマイズに加え、なんとショートパンツを選ぶことができるのです。

もちろん秋冬には向きませんが、春夏には面白い選択肢になります。2パンツのうち1つをショートパンツにしたり、採寸データをもとにしてあとから素材を変えて注文される方も多いそうです。

  • パンツモデルではショートパンツを選ぶこともできる

このほか、パンツの裾の仕上げにもUNBUILTのこだわりが見られます。一般的な裾の折り返しがない「シングルカフス」、裾を折り返した「ダブルカフス」のほか、よりカジュアルスタイル向きの「ステッチ仕上げ」も選択可能です。

好みを相談しつつ採寸

カスタマイズが終了したら、採寸に移ります。まずは上着を脱いで首周りから肩幅、胴回り、着丈などを測っていきます。その後ジャケットを羽織り腕周りや袖丈を調整。その後パンツを着用して腰やおしり回りなどを確認しつつ、裾の仕上げを決めていきます。採寸しながら細かな好みを相談したり、組み合わせる服や靴に合わせたスタイルを相談したりできるので、希望はどしどし伝えていきましょう。こうして15~20分ほどで採寸が終了します。

  • 上着を脱いで上半身から採寸を開始

  • ジャケットを着て腕周りや袖周りを採寸、調整

採寸したサイズをもとにオーダーする際にもサイズ感に幅を持たせることができ、ゆったりめ、ぴったりめなどを選べるので、素材の違うスーツを作るときはテイストを変えるのも面白そうです。

  • パンツの裾の加工などのこだわりも聞いてくれる

  • スーツと合わせやすい、厳選したプレーンでシンプルな小物も用意

あとは注文、納期は最短約10日後

採寸が終わったら、あとは注文です。この際、同時に収納サービス「サマリーポケット」を申し込むこともできます。UNBUILTから申し込むと6ケ月で200円お得になるため、シーズンを過ぎた洋服などを預かって欲しい方は一緒にオーダーしても良いでしょう。

個人情報は会員情報から自動入力されるため、通常入力不要です。あとは受け取り方、支払い方法を選べば、オーダー完了となります。今回は店舗受け取りを選択しました。オーダースーツの納期は最短で約10日後。スピード感のある短納期も、UNBUILTがIT系企業の方などに支持される理由かもしれません。

  • 手軽にビズカジスーツがオーダー可能。短納期もUNBUILTの特長


オーダースーツはクラシカルなスタイリングになりがちですが、UNBUILTは現代のビジネスパーソンの職場や働き方にフィットするカジュアルなスーツも仕立てられるという特徴を持っています。ビジネス・カジュアル両方で使えるスーツが欲しい方や、むしろカジュアルで使えるジャケットが欲しいといった要望に応えられる、新しいオーダーメードスタイルでしょう。

後編では、スーツを着用し、その仕上がりを見ていきたいと思います。オーダー後6ケ月間は無料で直しを依頼できるので、フィット感はしっかり確認したいところです。