読売テレビの報道番組『かんさい情報ネット ten.』(毎週月~金曜16:47~)の人気コーナー「Let’s Go!若一調査隊」が、前身の「若一ミステリー」と併せ放送500回を迎え19日、担当する作家の若一光司氏に感謝状が贈られた。

  • 若一光司氏=読売テレビ提供

「若一シリーズ」は、09年に「若一ミステリー」としてスタート。歴史ある場所や観光名所から身近な場所まで、関西を中心としたあらゆる場所の謎や疑問を調査するもので、その後14年に「若一調査隊」と名前を変え、17年からは黒木千晶アナウンサーが右腕となり、若一氏とともにあらゆるロケに出向いている。

500回を迎えた19日の放送終了後、若一氏へ感謝状が贈られるとともに、中谷しのぶキャスターから、スタッフが手作りしたという“わかいち”というラベルが貼られた焼酎も贈られた。

若一氏は「35年くらいテレビをしてきましたが、ten.が一番大好きな番組。その番組で500回もやらせていただき、本当にありがたいと心から感謝しています」と笑顔。さらに、「番組が11年前に始まった時から出演者の1人としてずっとやってきていますが、番組がまずここまで長く続き、しかもたくさんの方にご好評いただいているというのが一番うれしいですね。その中で、自分のコーナーが500回続き、それが番組全体の成績に貢献できているのがありがたいことです」と感慨深げだ。

番組内容に問題があれば、ご意見番として生放送中でも激怒し、姿勢をただす若一氏だが、コーナーが500回続いた秘けつを尋ねると、「やはり番組関係者、コーナーの担当関係者は、皆さん気持ちよく仕事できる仲間。だから10年以上続けさせていただけているのが一番大きいですね。本当にここまでみんなに和気あいあいとやってます」とのこと。

今後の野望については「10年前の初期の頃にやったテーマをもう一度深く掘り下げて、この10年間の変化も含めてちょっとたどってみたいなと思っているんです。そのテーマが20~30はあります」と語り、「前にやったからもうやらないではなく、視聴者層も10年前と変わっていますので、もっと濃密な取り組みでやってみたいですね」と目を輝かせた。