JRグループは13日、ググっとぐんま観光宣伝推進協議会と連携し、「群馬デスティネーションキャンペーン(群馬DC)」を4月1日から6月30日まで開催すると発表した。群馬DC開催に合わせ、JR東日本では4月4日から、「SLぐんま」に使用する旧型客車の内装を昭和初期の木目調にリニューアルし、ラウンジカーも新設する。

  • D51形498号機が旧型客車を牽引(提供 : JR東日本)

「SLぐんま」の旧型客車は内装のリニューアルにより、1939(昭和13)年製造のスハフ32-2357と、半室荷物車のオハニ36-11を木目調の雰囲気に統一。昭和初期の鉄道の旅の雰囲気が味わえるようにするほか、旧型客車の1両をラウンジカーに改造する。

ラウンジカーは「SLぐんま」の乗客なら誰でも利用でき、サービスカウンターでSL弁当や瓶の清涼飲料水、アイスクリーム、SLグッズなどを販売。ボックス席では、小学生以下のこどもを連れたグループ限定で、SLかるた・ぬりえ・折り紙などを楽しめるサービス(当日整理券配布による先着順・時間指定制)を提供し、SLが動くしくみや沿線の地理など楽しく学べる冊子「Cたび・Dたび(C61・D51)」も配布される。

イベントも随時開催され、一部の駅で群馬県のソウルフード「焼まんじゅう」などの特産品の試食・販売を行うほか、駅や車内で駅社員・乗務員・メンテナンス社員らによるこども向けの体験メニューを用意する。

  • リニューアル後の旧型客車の内装イメージ(提供 : JR東日本)

  • ラウンジカーのサービスカウンター(提供 : JR東日本)

  • ラウンジカーのロングテーブル席(提供 : JR東日本)

  • ラウンジカーのボックス席(提供 : JR東日本)

「SLぐんま」はJR東日本高崎支社が保有する2機の蒸気機関車、D51形498号機とC61形20号機に牽引され、群馬DC期間中の臨時列車としての運行される予定。運行スケジュールも発表されており、4月4日に快速「群馬DCオープニング号」「ダブルSLぐんま号」として、D51形498号機とC61形20号機の重連で楽しむ臨時列車が運転される。「群馬DCオープニング号」は高崎駅9時56分発・水上駅12時3分着、「ダブルSLぐんま号」は水上駅15時20分発・高崎駅17時13分着となる。

4月5日は快速「さいたま×ぐんま号」を運転。熊谷駅11時42分発・横川駅13時50分着とされ、熊谷~高崎間は電気機関車が牽引する。上りは快速「ELぐんま よこかわ」として、横川駅15時15分発・高崎駅16時18分着で運転される。

その後、快速「SLぐんま みなかみ」を4月11・19・29日、5月2・4・9・17・30・31日、6月6・14日に運転。下りは高崎駅9時56分発・水上駅12時3分着、上りは水上駅15時20分発・高崎駅17時13分着となる。快速「SL・ELぐんま よこかわ」は4月12・18日、5月3・5・10・23日、6月7・13日に運転。下りは高崎駅9時47分発・横川駅10時49分着、上りは横川駅15時15分発・高崎駅16時18分着となる。

その他、4月25日に快速「SL YOGISHA よこかわ」を横川駅19時40分発・高崎駅20時43分着で運転。同日の下りは快速「EL YOGISHA よこかわ」として、高崎駅17時38分発・横川駅18時40分着で運転される。快速「SL YOGISHA みなかみ」は6月20日にも運転され、下りは高崎駅16時50分発・水上駅18時52分着、上りは水上駅20時41分発〜高崎駅22時38分着となる。

群馬DC期間中、SL列車以外にも、「リゾートやまどり」を使用して大宮~中之条間を往復する快速「四万温泉やまどり」、651系を使用して上野~長野原草津口間を往復する特急「草津83号・93号・84号」などの臨時列車が運転される。