あかり*生き辛いOLさんがTwitterにて公開した漫画より(1ページ目) ※タップで拡大

「自己肯定感」の低さに起因する様々な心の傾向について描いた漫画がTwitter上で公開され、話題を呼んでいる。作者は、あかり*生き辛いOLさん。精神的な不調から休職などを経験してきたという。漫画では自分への自信のなさによる息苦しさも描かれ、リプライ欄には多くの共感の声が集まっている。

あかり*生き辛いOLさんは、自己肯定感が低いことの「ヤバさ」を自分に自信がないことから、自分を認められないことによって、他者からの評価を自分の価値と取り違えてしまうことだと表現。その結果、自分の価値を確かめるために、他者から認めてもらうための行動に終止してしまう。他者の期待に応えよう、完璧になろうという誤った努力の結果、「八方美人になる」上に、「疲れる」。

「ヤバさ」はそれだけに留まらない。自己肯定感が低いことで、他者からの悪意のある一言も心に突き刺さって抜けない。さらに、自責の念が高まっていることから「答え合わせ」をするかのように、その容赦のないセリフを無防備に受け止めてしまう。極めつけは本来、自分を認め助けてくれる言葉も届かない状態になることだ。あかり*生き辛いOLさんは、これを端的に「病む」と描いている。

これに対し、リプライには「まったくおんなじ」「自己肯定感はどうやったら高められるのか本当に教えて欲しい」「全部当てはまってる」などの共感の声が。他にも「自己肯定感がマジで低すぎると人からのいい評価が『この人俺のことよく分かってないんだな』ってなっちゃう」「褒め言葉を受け取ることさえ不安。だから幸せがさらに遠のく。自分が欲してるものはほんとはそこにあるのに」といった自身が体験してきた強い不安を吐露するコメントも寄せられている。

あかり*生き辛いOLさん自身も、そういった意見に対して、過去に自身のサイトで描いてきた「自己肯定感を高める方法」を紹介。それによれば、就寝前にその日の内でできたことを思い出し留めておくことが重要だという。なにも「こういった目標を達成できた」とか「他者からこういう風に褒められた」などという大きなことでなくても構わない。「あいさつができた」「ご飯をおいしく食べた」など目の前にあった簡単なできたことを思い起こし、床に着く。それを繰り返し、自分を褒めることを習慣化することで、自己肯定感を高めることができるとアドバイスしている。