自己をありのままに認める気持ちであり、低いと生きづらさを感じやすいと言われる「自己肯定感」。

『戦うみみちゃんと不条理な世界』などの著作がある漫画家・うさぎのみみちゃんさん(@usagitoseino)が投稿した、「自己肯定感が低い人」に必要な情報に関するツイート。多くの人たちの共感を呼び、話題になっていました。

  • 「自己肯定感が低い人」に必要な情報とは…

「自己肯定感 低い」で検索すると、必ずや検索結果として表示されるという「自己肯定感を高める方法」。しかし、うさぎのみみちゃんさんは、「そうじゃない…! そうじゃないんだ…!」と、情報の必要性について否定的です。その理由は、「『自己肯定感を高めよう!』って思うと、自己肯定感の高い人と自分を比較して、余計に自己肯定感を低めてしまう」から。

たしかに、高めようとすればするほど、「高い人」と「低い自分」を比べる機会が増えてきます。しかも方法を実践して、それがうまくいかないとなれば「自分は自己肯定感を高められる人間ではないのだ」と、さらに自己肯定感を下げてしまう。どうしても「他者」との比較が重荷になってしまいますよね。

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そこで、うさぎのみみちゃんさんの提案です。「自己肯定感の低い人に本当に必要な情報は、『自己肯定感低くても、他人に迷惑かけずに行きていける方法』みたいなやつ」。つまり高めようとするのではなく、「低いままで生きていける方法」が必要なのでは、と訴えます。

この投稿に対して、多くの読者が反応。「それです! 一番救われるかもしれない!」「心の底から同意します」「めっちゃわかります…」と共感する声が続々と寄せられていました。中には、「改善させようと思ってる(そして治ると思ってる)時点で、書いてる人は『自己肯定感の低い人の気持ちがわからない自己肯定感の高い人』ですよね」とコメントする人も。

投稿から、約2,000件のリツイート、8,300件のいいねを集め、注目されています。