女優の清原果耶が、1年を通して優秀な活躍をした俳優や映画・ドラマ等を表彰する「2020年第44回エランドール賞」の新人賞を受賞し6日、都内ホテルで行われた授賞式に出席した。
1月30日に18歳の誕生日を迎えた清原は「これまでは撮影が22時までしかできないという縛りがあったんですど、それがなくなるので、これからまたお芝居と向き合い、どこかの誰かに少しでも届くような作品を作っていきたいなと心から思います」と、労働基準法上の変化を紹介しながら抱負をコメント。
お祝いゲストには、朝ドラ『なつぞら』で兄役を演じた岡田将生が駆けつけ、“兄妹”で熱いハグをかわした。
岡田は「岡田としてではなく、(『なつぞら』の)咲太郎という役として、お兄ちゃんとしてこの受賞がうれしくて、この場にこさせてもらいました」と感慨深げ。
続けて、「(清原を役名の)千遥と言いたいんですけど、撮影中は制作側の『会えたときに気持ちをもっと募ってほしい』という演出もあって、会いたくて会いたくてお芝居をさせてもらいました。そんな中、清原さんの芝居に本当にびっくりしまして。役を自分に落とし込む作業がすごく丁寧て、知的に役を作り込まれていて、目が離せませんでした。この清原さんのお芝居を、すてきな作品とめぐりあって、いろんな方々に届けてほしいなと思っています」とエールを送った。
「2020年第44回エランドール賞」受賞者
●新人賞
神木隆之介、安藤サクラ、横浜流星、清原果耶、吉沢亮、橋本環奈
●プロデューサー賞
映画『翔んで埼玉』若松央樹(フジテレビ)、古郡真也(FILM)
NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』清水拓哉(NHK)、家冨未央(同)、大越大士(テイクファイブ)
●プロデューサー奨励賞
映画『蜜蜂と遠雷』石黒裕亮(東宝)
TBS系ドラマ『凪のお暇』中井芳彦(TBS)
●特別賞
映画『新聞記者』製作チーム
●アクターズセミナー受賞者
片桐美穂、佐伯大地、ついひじ杏奈、内藤聖羽、仁科あい、吉川一勝