堀北真希、新垣結衣、広瀬すず、永野芽郁といったそうそうたる面々が務め、若手女優の登竜門となっている日本テレビの高校サッカー応援マネージャーに、女優の清原果耶が14代目として就任した。取材会では今回の就任について、「新しい世界に踏み込むような感覚」と語っていたが、今回のチャレンジにあたっての心境を、あらためて聞いてみた――。

  • 清原果耶
    2002年1月30日生まれ。「アミューズオーディションフェス2014」でグランプリを獲得。NHK連続テレビ小説『あさが来た』で女優デビューし、日本テレビ『母になる』や映画『3月のライオン』『ちはやふる-結び-』ほか多くの作品に出演。今年はNHK『透明なゆりかご』で連続ドラマ初主演を務めて話題に。15年から新潮社『nicola』、18年から集英社『Seventeen』の専属モデルとしても活躍。

ダンス披露「食らいついていかなきゃ」

――今回は応援マネージャー史上初の試みとして、「応援ダンスムービー」に挑戦するということですが、清原さんは以前ダンスを習っていたんですよね。

小学5年生から中学1年生までの3年間ジャズダンスを習っていて、中学1年生で事務所に入ってからもダンスのレッスンを受けていたんですけど、ここ2~3年はそのレッスンにも参加できていなかったので、これから頑張っていければと思っています。

――ジャズダンスは発表する機会もあったんですか?

ありましたけど、自分が楽しむ程度に、ゆるいペースで趣味の範囲内で踊っていました…。自分のダンスを披露することも頑張りたいと思いますけど、今回は選手の皆さんを応援するという立場なので、その役割を全うできたらと思ってます。

――テレビでダンスを披露するのは初めてですか?

はい。事務所のオーディションでグランプリを獲ったときに、審査で踊ったダンスの映像が流れたくらいですね。

――振り付けは世界的ダンスパフォーマンスチーム・s**t kingz(シットキングス)のshojiさんがプロデュースするということですが、かなりレベルが高そうですよね…。

ハードル上げますね!(笑)。もちろん緊張もしますけど、どんな振り付けを考えてくださっているのか楽しみですし、自分が食らいついていかなきゃ絶対に成り立たないと思いますので、良い緊張感を持ちつつ、楽しんで踊れたらいいなって思っています。

――曲は今大会の応援歌であるMrs.GREEN APPLEさんの「僕のこと」ですが、聴いてみていかがでしたか?

夢や、次のステップに踏み出せるような前向きで可能性を感じる歌詞と、生命力に溢れたメロディーに心を打たれました。

――リフティングにもチャレンジしたということですが、いかがでしたか?

あぁ…という感じです(笑)。これからも練習を積み重ねていければと思います。

――急に番組で「リフティングやってみてください」なんて言われるかもしれないですからね。

もう、胃が痛くなってしまいます…(笑)

親友の引退試合で号泣

――中学時代の部活は茶道部だったということですが、スポーツをやられた経験は?

家族や友達と卓球やバドミントンをして遊んだことがある、というくらいなので、あまり触れてきませんでした。

――そうすると、体育の授業はあまり得意じゃなかった感じですか?

でも、運動はすごく好きなんです。中学で部活に入る時、習い事のダンスを継続しながらも参加できる部活がスケジュール的に限られていて、その中で茶道部に入ったんですよ。だからダンスを習っていなかったら、陸上部とかバスケ部とかに入っていたかもしれないくらい、体を動かすのは好きなんです。

――学校の他の部活の応援に行ったりはしてたんですか?

中学でとても仲が良かった親友のバスケ部の引退試合を観に行って、号泣しました。バスケ部のメンバーやマネージャーの子たちよりも泣いていた思い出があります(笑)。いつも他愛もない会話をしている友達が、普段とは違って、1つのことに打ち込んでいる姿を見て、単純に感動しました。

――そしたら、今回の大会も見ながら感情移入して泣いてしまうかもしれませんね。

はい。涙腺崩壊の危険があります(笑)

――ドラマや映画の撮影もチームプレーというサッカーとの共通点がありますよね。

1つの目標に向かって打ち込む姿勢というのは重なる部分があると思います。女優の仕事も、共演者さんやスタッフさんがいないと成り立たないので、仲間とのチームワークや絆は共通しますよね。

――撮影のクランクアップでは感極まるほうですか?

はい、感極まって号泣するタイプです(笑)。気づいたら泣いているんですよ。

――感受性豊かなんですね。これまでサッカーにはあまり触れてこなかったと言っていましたが、今年のワールドカップも見られなかったのですか?

ちょうど初めての主演ドラマの撮影期間中でテレビを一切見ていなかったので、全然見られなかったんですよ。撮影部のスタッフの皆さんが「あそこが勝ったぜ」みたいな話をしているのは聞いていたんですけど、私はお芝居に必死で余裕がなかったので…。これから勉強しようと思います。

選手の皆さんを影で応援したい

――高校サッカーの歴代マネージャーはそうそうたるメンバーですけど、ご自身の女優としての今後の目標はいかがですか?

いろんな役がこなせる女優さんを目指して頑張りたいと思っているので、これからさまざまな現場を経験できたらいいなと思っています。

――ところで、「果耶」というお名前はとても珍しいですが、ご両親から命名の由来はなんと聞いているんですか?

2つあって、果実の「果」に、椰子(ヤシ)の「木」が無い「耶」なので、「ココナッツみたいだね」って言われたのと、両親がジブリ好きで『もののけ姫』の主人公のアシタカの村に住んでいる娘の名前が「カヤ」だったので、それが由来だと言われました。

――どちらかということじゃないですか!?

「どっちも」って言われました(笑)。たぶん、ジブリから思いついて、後から字を当てたんだろうなっていう感じはしますけど(笑)

――珍しい名前ですから、「なんと読むんですか?」と聞かれることも多いのでは?

もう、しょっちゅうです(笑)

――高校サッカーの視聴者は、これまで出演されたドラマや映画を見ていない方も多いかもしれないですから、これを機会に覚えてもらえるといいですよね。

そうですね。でも、まずは選手の皆さんを影で応援できるようなマネージャーさんを目指していけたらと思っています。

(C)NTV